香港・澳門の旅 08「油麻地」
旅程二日目の3月21日。
ゲストハウスの部屋で目覚めても外の様子が分からない。それ以前に、今何時?な状態。時計を確認すると9時前のようだ。一度廊下まで出れば外の様子を確認出来るというのに、部屋で何とかしようとする。インターネットのライブカメラ。香港天文台のアプリ [ MyObservatory (我的天文台) ] をインストールすれば、各地の様子がリアルタイムで確認出来る。確認してブルーになった。既に前日の天気予報で知っていたとはいえ。であるが故に、一番最初にピークへ行ったという話だが。
何をしようかネットで調べていたら、もうお昼。
部屋を出て、廊下から外を見たら雨。霧雨のようだったので、雨具はなくても外は歩けそうだ。スタッフの人とも「雨だね・・・・」とブルーな会話をしてGFまで降りる。
エントランスから、外を傘さして歩く人を暫く眺める。
中から出てきたというのに「部屋はある?」って。ブルーな気分だというのに。『うるさいわ!』の一言で去って行った。
とりあえず【重慶大厦(チョンキンマンション)】を探検してみた。
【02「重慶大厦」】でリンクを貼った動画はこの時撮影したもの。
裏口から出た通り、夜は歩きたくないですねえ・・・
とか思いながらも探検は続く。
そんな路地ですが、昼間は明るく露天が出ています。
眺めていたらおばちゃんに捕まる。英語は通じませんが、場所柄、売るために最低限必要な言葉は知っているようです。必死です。立ち去ろうとしたら、二着購入ならと掲示してあるプライスの半値近くまで落ちました。こういう露天では最初の提示額では買わずに、必ず値段交渉する事はどのガイドブックにも書いてあります。しかし半値まで落ちるとはね。
お昼を食べようと、ガイドブックを頼りに北上する。2階建てバスに乗って油麻地(ヤウマテイ)エリアへ。目的のお店は見つけられず、路地を散策することにした。
油麻地といえば、男人街。といってもこの時間に露天は出ていない。
目的もなく、ただブラブラと。
露天市場に入り込んだ。
観光客より、地元の人が買い物する場所ではないかと思う。
肉屋がグロイ。
こちらは美味しそうだ。
北上して【玉器市場(ジェードマーケット)】という翡翠の市場へ到着するも、興味ないので通過。
Mのマークが見えたのでここでランチ。
中心部から離れたのもあり、英語は通じない。でも英語で押し通す。この国のマクドナルドメニューにスマイルなんてものはなかろう。そんな対応だった。カウンターでトレーを持って待っていたら、ポテトを投げ入れられトレー内に散らばる。思わず"SHIT!"。下品な言葉を吐いたって、どうせ通じやしない。後ろの若者が笑ったくらいだ。コーヒーを頼んだつもりがコーラが出てきた。指摘してもどうせ通じないからそのまま受け取った。
美味しくなかった。
ポテト →冷えてる。塩気がない。
バーガー →後味が悪い。
コーラ →普通
おかしい・・・・こんなのを食べる為出てきたわけじゃないのに。
さらに北上。
歩いていると怪しげな一画を発見。明らかに、時代に取り残された感じのする区画だ。
奥まで入ると“tomosang九龍で消息を断つ”なんてニュースが流れそうな雰囲気だったので、程々にしておいた。
調べてみると、【油麻地果欄 / Yau Ma Tei Fruit Market】といって、果物の卸売市場だったみたい。
100年程前からある建物ということで、それはそれはもう、何と言うか・・・昔の香港の光景が残っているエリアだったようです。
それを知った今、もっと深く探検をしたくなった自分がいる。次回に。
つづく・・・
2013.04.07 (Sun) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲