PowerShot S120 撮影テスト #5
canon PowerShot S120の撮影テスト その5「星空モード」
S110には搭載されておらず、S120から加わったのが「星空モード」
「星空夜景」【PowerShot S120 撮影テスト #4】に続いては「星空軌跡」
名前の通り、星の軌跡を撮影できます。
簡単に書くと「星空夜景」を指定時間連続撮影し、それらの画像をカメラ内で自動的にコンポジットして一枚の画像として記録してくれます。
まずは基本設定で。時間は一番短い10分。
exif: iso 400 / f1.8 / 30s
1ショット30秒なので、単純計算で10分20ショットのコンポジット!?
画像を見た感じ、ソフトフォーカスはかかっていないようなので「星空夜景」の処理とは違うみたい。少し軌跡の長さが物足りないので時間を伸ばしてみる。
20分。ホワイトバランスB1
exif: iso 400 / f1.8 / 30s
exifには変化なし。撮影枚数を増やしただけ。
構図内を飛行機が横切っている。シャッターを閉じた時の奇跡が切れているが、星の軌跡に切れは見られない。
さらに時間を伸ばしてみる。
30分。ホワイトバランスB2
exif: iso 400 / f1.8 / 30s
ホワイトバランスによる色味はタングステン調に近付くこの位が好み。
さらに長時間の設定も可能だが、バッテリーの都合、撮影はここまで。
各ショット、時間が延びるごとにオブジェが明るくなっていってますが、車のヘッドライトの影響を受けているだけです。
↑ロケ地:福岡県宗像市「北斗の水くみ海浜公園」
↓ロケ地:福岡県福津市「旧熊本塩務局塩倉庫」
雑感:
撮影している方角の影響もあるだろうけど、10分という時間は軌跡として物足りない。最低20-30分は欲しいと感じた。
このモードでの撮影中はモニターにプレビューが表示されたままになる。ただでさえバッテリーの持ちが良くないS120なのだから、撮影中は消えるように設定できないものか。徐々に軌跡が伸びていくのを眺めるのが面白いのかもしれませんが、撮影中にモニターなんて眺めませんよ。
バッテリーの持続性が気になるところですが、この時はフル充電から「星空軌跡」10分2回、20分2回、30分1回で空になりました。今後バッテリーの充放電回数が増えて安定したら、もう少し持つかもしれません。ちなみに、軌跡を撮影中にバッテリーが切れた場合、その時点まで撮影していた画像が保存されて電源が落ちます。
ソフトフォーカスがかからないのであれば、ホタルの軌跡撮影にもこのモードは使えるのではないかなと思った。時期が来たら挑戦してみる。
「星空モード」残りの「星空インターバル動画」の撮影はまだ行っていません。またいつか。
2014.03.15 (Sat) | Comments(0) | カメラ・写真 | Edit | ▲