香港・澳門の旅 03「Park Guesthouse / 百楽賓館」
さて、さて、前回と同じくブッキングサイト [Booking.com]で検索をかけて選んだゲストハウスはこちら。
【パークゲストハウス / 百楽賓館】
選ぶにあたっての条件は、free Wi-Fi、クレジットカード使用可能、そして窓。香港の安宿は窓の無い部屋が多いみたいだ。間取りを見ればその理由がわかる。
部屋から何かを眺めたいとかではなく、部屋に入る自然光は大切です。私の性格上、暗いといつまでも寝続けてしまう。口コミに目を通すと、部屋によってはハーバービューだとか、昨年改装したばかりで部屋は綺麗だとか書いてある。ハーバービューの部屋には当たらないだろうなと思いつつも、こちらに決めた。
シングルルーム四泊 HKD 1680 →¥ 20379
重慶大厦(チョンキンマンション)Aブロックの15階。Aブロックとは建物入って一番手前にエレベーターのある棟。
エレベーターを降りてフロアに出ると、廊下にデスク・・・
ここが、ホテルで言うところの、いわゆるレセプション。
廊下にも窓の外にも洗濯物が沢山干されている。リネン業者など使用しておらず、スタッフが普通の家庭用洗濯機で洗って使用しているようだ。
受付といえば、机の引き出しから出された大学ノートに記帳するだけ。スタッフは普通に英語がペラペラな女性の対応でした。5日間、朝昼晩いつもその人がいましたけど、24時間働いているのかな?
で、部屋に案内される。廊下への入口も各部屋の扉もカードキー。部屋はというと・・・・・・
散々“せまい”との口コミを沢山読んでいて、それなりに分かってはいても、実際に部屋を見ると「せまっ!」と言わずにいられない狭さだった。スタッフの方もリアクションに慣れているといった感じで、笑いながら部屋の説明をしてくれた。
ベッドも普通のシングルベッドより一回り小さい。三脚がはみ出るんですよぉ。寝相の悪い人は落ちますね。
居住スペースはこれだけ。でも、口コミ通り非常に綺麗な部屋でした。
左:これが噂の便器の上にシャワー。トイレットペーパーはベッドの部屋に置いておかなくてはなりません。シャワーのお湯は量・温度共に問題無し。熱いくらい。
右:開閉可能な窓があると書かれていたけど、部屋ではなくてバスルーム内だった。『ハーバービューって聞いたよぉ?』と言ったら、「それは4人部屋で、埋まってる(笑)」。『お日様の光は入ってこないよね』→「そうだね(笑)」なんて会話もあり。窓から外を覗いてみたら・・・これはどこ?
左:バスルームから部屋を眺める。
右:入口から部屋を眺める。
テレビは点かなかった。リモコンが働いていないようだった。広東語わからないから見なくてもいいや、とか思いつつ、二日目はテレビ本体を操作して画面を点けた。やはり言葉がわからず、すぐに消した。三日目、リモンコンに電池が入っていない事に気が付いた。どうでもいいや。
エアコンはカビ臭いということもなく普通に動いてくれました。部屋が狭いからすぐに寒くなるという。設定温度27度で調度良かった。
壁にWi-Fiの情報が貼ってあります。利用してみると、夜間は不安定です。朝は普通に使えます。結局、自前のWi-Fiで接続してた。
意外にもコンセント口は3種類。一つは冷蔵庫に取られますけどね。
冷蔵庫の中味が冷えないから、どうしたものかと思ったらコンセントが抜かれてたという。その事に一日目は全く気が付いてなかったアホがいる。
私は、旅行する時は荷物を減らすために着替えを殆ど持って行きません。寝る前に洗濯をして、翌朝それを着て出かけるという事をします。今回のお部屋は、干す場所がなくて困りました。しかも乾かない。部屋に干すより、バスルームの窓を開けてそこにかけると早く乾くと二日目に気が付いた。
不便だった点といえば、部屋にテーブルのようなものがない。冷蔵庫の上に少し物が置けるけど、部屋で飲み食いするには十分な場所がない。あまりにも場所が無いので、ビールを床に置いていたら、蹴飛ばしてしまい床がビールまみれになったりと大変だった。
部屋の外からの音がよく聞こえますが、モン・サン・ミシェルで泊まったホテル【伊仏個人旅行 53】よりはマシ。
利用前に抱いていた不安感は全て無くなった。自分の旅のスタイルによく合う宿だ。次回は迷う事なくゲストハウスを利用する。
つづく・・・
2013.03.29 (Fri) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲