ドイツ自動車博物館巡り 37「インゴルシュタット マリア・デ・ヴィクトリア教会」
アウディ博物館のみの見学だけで立ち去る予定にしていたインゴルシュタット(Ingolstadt)。アウディ本社前バス停から11番のバスに乗り、駅へ向かう。長距離移動を控え、早めの移動をしたいところだけど、バスの中から見えていた旧市街の光景に観光気分が盛り上がり・・・途中下車!
旧市街の北側にあるバス停留所にて下車して徒歩で見学開始。
非常に美しい街並みで、すれ違う地元の人からはよく挨拶をされる(路地を歩いていたからか??)。
「トリップアドバイザー」で調べてみても、この街にはこれといったスポットが登録されていない。上位に表示されていた教会を見に行くことにした。
【聖マリア・デ・ヴィクトリア教会 / アザム教会 (St. Maria de Victoria Kirche / Asamkirche)】
あまり広くない路地に面して建っているので、正面から全体を撮影することは出来ませんでした。中へ入ってみます。
扉を開けると、中にも扉。中の扉を開けるとすぐ左におじさんがいて、声をかけられた。
「え、なに?ドイツ語わからないなあ~」
おじさんは英語が全くわからないようだ。ドイツ語で必死に何かを言っているが、伝わらないので諦めてボードを指さす。それもドイツ語だけど、2eurと書かれている。つまり見学は有料。
財布を開くと・・・細かいキャッシュが入っていない!で、100eur紙幣を出す。案の定な表情をされた。手持ちの現金をかき集めて計算していたけど、どうやらお釣りには足らない様子。こちらも財布のコインを掻き集めたらなんとか2eur集まった。ユーロコインは使っていたけど、セントの単位になると面倒だから別のコインケースに入れていたのだ。日本で言うなら、300円を5円玉と10円玉で払ったようなものだ。
支払いが終わると、またドイツ語で何か言い始めた。いや、だからわからないって・・・。今度は後ろにいたドイツ人男性が英語に訳してくれた。「カメラをぶら下げているようだけど、撮影の時はフラッシュを光らせないように」ということだ。フラッシュなんて付いてませんよ。
立ち去った直後、おじさんの口から「ソー」。この言葉、色んな場所でよく耳にした。恐らくドイツの溜息。
天井画も装飾も美しい教会です。
静かな教会内に、シャッター音だけが響きます。
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ローマ【伊仏個人旅行 33「ジェズ教会」 】のような騙し絵装飾が施されていた。
時間も気になることだし30分程で外へ出る。
綺麗な街並みに溶け込む素敵な教会でした。
時間も気になることだし、観光はこの教会のみで街並みを眺めながらバス停留所へ戻ろう。
のつもりが、チラリと見えた教会、大聖堂の風格に見学せずに立ち去ることは出来ず。。。
つづく・・・
2013.12.15 (Sun) | Comments(0) | トラベル > ドイツ | Edit | ▲