伊仏個人旅行 27「トライアーノの市場」
コロンナ宮殿の見学を終え、荷物を置くためにホテルへチェックインしようと思う。本日のホテルはテルミニ駅近く。どのルートで向かうのがベストなんだろう?地図を見るとヴェネツィア広場が近いようなので、コロッセオまで歩いて行ってメトロに乗ろう。
ヴェネツィア広場を抜け、途中の露店でパニーノを買ってランチにする。
ベンチに座った目の前は
【Mercati di Traiano / トライアーノの市場】
ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂の道を挟んだ隣だ。同じようにパニーノを食べながら休憩している人も多い。
隣の通りから中に入れる(有料)らしいのだが、上から眺めるだけで十分だと感じた。
発掘遺跡の雰囲気が残る一帯。
ゴロゴロと破片が転がったままになっている。
眺めてたら"excuse me. can u speak English?"と声をかけられる。欧米人同士だと"excuse me!"だけで会話がはじまるのに、アジア人相手の場合必ず「英語わかる?」が付け加えられる。この後旅をしていくうちに確信に変わっていくことなんだけど、日本人=英語ダメ民族のレッテルを貼られてる。
ちなみに声をかけられたのは「この遺跡なんて名前か知ってる?」という内容だったんだけど、振り返った自分の抱えてたカメラに興味が移ったみたいで。車好きが街中でスーパーカーを見かけたかのように「ウホホホ!なんだお前のそのレンズ!ウホホホ!」ってさ。"it's my job."なんて適当に答えたら、「まじかよ!俺はcanonなんだけどさ、ワイフはnikonなんだ。どっちのカメラのほうがいいんだ?」・・・・・知るかよ。俺は機材に対するこだわりなんて全くないんだよ。これまた適当に「フォーカスのcanon。ボディーがタフなのはnikon。」とありきたりな答えをしておいた。
パニーノを食べ終わったらフォリインペリアーリ通りをコロッセオへ向かって歩く。
このままコロッセオ内部見学をした後ホテルへチェックインした方が効率は良い。わかってはいるけど、荷物を持ったまま見学するのは大変なので、メトロに乗り込みテルミニ駅まで移動。
駅から徒歩で約5分。
本日の宿は【Hotel Eurorooms】
シングルルーム一泊朝食付き
通常62eurがディスカウントで40eur
予約を入れていたホテルは4階にある。レセプションへ行くと、パソコンが壊れてどうのこうのとブツブツ言われ、「付いて来て」と0階にある違うホテルのレセプションへ連れて行かれる。そしてなぜか違うホテルにチェックインする事になる。いまいち意味が理解できなかったけど(そもそも説明がない)、泊れるなら良いかと宿泊カードの記入。宿泊費先払いというからカードを出したら「CASH!」と一言。カードの使えないホテルなんて予約を入れた覚えなんかない。なんかおかしいぞと思いつつ現金支払いとなった。
受け付けだけ代わりに行っているのかと思えば、渡された鍵も違うホテルのもの。部屋は予約を入れておいたホテルと同じフロアの向かい側。これはどういうことなんだい??
部屋は安ホテルならこんなもんでしょう。寝るだけだから特に不満はない。
荷物を軽くしてコロッセオの内部見学へ向かいます。
つづく・・・
2010.12.28 (Tue) | Comments(1) | トラベル > イタリア | Edit | ▲