伊仏個人旅行 17「La Locanda del Mare」
ポジリッポの丘からの夜景観賞を終えホテルに戻ります。
食事をどうしよう。丘の上の方にはバールやレストランがあったけど、既にある程度下って来ていた。ホテル近くには何もなかったなと思いながら坂を下っていると、一軒のお店やさん発見。外から中を覗くとちょっとしたスーパー的な品揃え。ここを逃すと他は無いかもしれないのでお買いもの。
坂を下ってしまいフランチェスコ・カラッチョーロ通り出たところでメルジェリーナ港に行ってみようと道を横断。うろついていたらバールを発見。
ガラスケースに並ぶパンの数々。
眺めてたら店員に声をかけられ、なぜかパンを買ってしまった。
"take out to hotel. ciao!!"
満足したところでホテルへ戻ろうと角を曲がったらジェラテリア発見。また眺めてたら店員に声をかけられ・・・
食べることにした(笑)
声をかけられてなくても食べていたと思う。コーンに2種類盛ってもらい 2eur.
その場でペロリ、しびれる美味さ!!「うめぇ~!」て日本語で叫んだら、店員が「日本から?」だって。日本語だとすぐに分かったみたい。
宿へ戻る。
B&B 【La Locanda del Mare】
メルジェリーナ港向かい、角地に建つ建物の4階だ。イタリアの4階だから、日本でいう5階になる(イアリアのフロア数表示は0階から始まる)。たまにエレベーターがやって来ない困った建物だった。
ダブルルーム1名使用で一泊朝食付き 78eur.
ドアを開けるとエントランスとその奥にレセプション
廊下の天井はうねっていた。床はひび割れていた。
ルームナンバーではなく、この部屋の絵と鍵の絵が一致する部屋に入ってくれとのこと。噴火してますよ?
入ってすぐ右にクローゼット、左にバスルーム。洗濯中。
ベッドは広い。俺には贅沢な一品だ。
サイドテーブルに載っているのはさっきバールで買ったパン。今回の旅行中、チョコチップクロワッサンは欠かせないアイテムになっていた。
部屋からの眺め。港向かいで少し期待していたけど、見えるのは中庭。
洗濯を済ませ、シャワーを浴びて就寝。
翌朝、約束していた朝食の時間に部屋を出ていくと何も準備されていない・・・・
事情説明したら「今から準備します。7時までには準備するよ。」ということに。それって、通常の朝食時間じゃないか。前の日乗り遅れているだけに、早めに行動しておきたいのに。
部屋に戻ったり出て来たりを繰り返し、テーブルの準備が出来たら座って待つ!
しかしスタッフは特に急ぐ様子もなく準備は進む。出てきたものから摘む!急かす嫌な客。
オーブンから“チ~ン”と音がする度にパンの良い香りが漂い、そしてカフェの香りも。6時30分で約束していた朝食の準備が整ったのは6時50分。気持ち分だけ早く準備をしてくれた(させた?)。
B&Bの朝食はどこに行ってもだいたいこんな感じで、食べ放題。
朝食を食べる場所というのがレセプションテーブルの前なんだけど、まだ自分一人だけしかいないから自然とホテルスタッフの男性と会話が始まってしまう。私は寝ぼけ顔でボ~っとしながら食べてただけなんだけど、男性スタッフが話しかけてくる。「日本から来たの?こっちで働いてるの?昨日はどこにいたの?今日はどこに行くの?列車は何時?それならそこの駅から15分くらいで移動できるから心配ないよ。」
15分で移動できるなら大丈夫だろうと、くつろぎモードに切り替わる。
「イタリアのコーヒーはおいしいよね~」と自分が言ったら、男性スタッフのスイッチが入ったようだ。コーヒーについて熱く語ってくれた。
朝食準備中に荷造りは済ませておいたので、部屋の荷物をとったらすぐに出発。ローマへ戻ります。
つづく・・・
2010.12.13 (Mon) | Comments(1) | トラベル > イタリア | Edit | ▲