放置違反金制度
アマクダラーに目をつけられたようです。
私は当事者でないので、今回はこの「放置違反金制度」、要は駐禁について第三者的に取り上げてみます。
一部に消しを入れた放置車両確認標章
(画像クリックで拡大表示)
このようなシールがフロントガラスに貼られていたようです。
先週、新聞で中田の引退発表記事の横に書かれている「改正道交法」の一面記事を読んだばかり。
放置違反金制度は、駐車違反しても出頭せず、反則金の納付や違反点数を付されるなどのペナルティーを受けないドライバーの「逃げ得を許さない」(警察庁)ための措置として導入。違反金は車の持ち主に請求される。
一方で、出頭は義務ではなくなった。ドライバーと車の持ち主が同一でも警察署に出頭せず、後日、請求される違反金の納付だけで済ませることができる。このため、改正道交法の施行前から「出頭して違反点数が付くぐらいなら、出頭しない人が増えるはず」と指摘されていた。
実際、改正前は95%だった福岡県の出頭率は6月は15%に激減。佐賀県は6%、長崎県も9%に落ち込んだ(熊本、大分、宮崎、鹿児島各県警は未公表)。
(西日本新聞)
素直に出頭した場合、反則金の他に違反点数も付される。しかし運転者=所有者であっても運転者としては出頭せず、とりあえず放置して所有者として放置違反金(反則金と同額)を支払えば違反点数は付かない。
普通の人ならどっちを選ぶ?後者だよね。
違反点数が一定期間に6点を超えれば30日間の免許停止をくらうようだ。また、半年間に放置違反金の納付命令を4回受ければ、普通車の場合は2カ月間、車の使用が禁止されるほか、放置違反金を滞納すると車検は受けられなくなるらしい。でも免許には全く影響を与えないので運転は可能。
当人は素直に出頭しようとしてましたが、私の入れ知恵により満場一致で出頭はしないことになりました。
今回車を止めてたのは自宅ガレージ前。午後8時ちょっと前くらいに帰宅してたと思います。そしてステッカーが貼られているのに気付いたのが午後8時40分頃。8時30分頃に貼られたみたいなんで、凄いタイミングでした。
現在私の家には車が3台有り、自宅ガレージに一台(32専用!)と十メートル程離れた所に2台分の月極駐車場を借りています。
現在32は車検入庫しているので自宅ガレージは空いています。帰ってきてすぐに車庫へ入れたら良かったのでしょうけど、今回は買い物の荷物が多かったのでとりあえず家の前に止めて荷物を下ろし食事の準備。暫くして妹の旦那がタバコを吸いに外に出たら「なんだこのやろう!」となっていたわけです。
住宅街の入り込んだ所。多少融通を利かせてくれてもいいじゃないか!とは思うけど、一時期に法律を勉強していた自分からしてみれば、融通するとその穴を利用する輩が出てくる。事実、出頭しないのもそのうちの一つなんだろうし。
ゴールドを維持出来るようになっただけでも良しとすべき?
一番納得いかないのは、天下り先確保の為に始まった制度であるということか。おかげでポリは今までも見逃していた小物を捕まえるようになった。制度導入前の建前は何でしたかね?
2006.07.12 (Wed) | Comments(3) | クルマ | Edit | ▲