ドイツ自動車博物館巡り 47「ケルン St. Maria Himmelfarht」
【聖ウルスラ教会 (St. Ursula)】を出た後は、一度ホテルに戻ろうとケルン大聖堂方面へと歩く。途中で目に入った教会に立ち寄ってみた。
【聖母被昇天教会 (the Assumption of the Virgin Mary Church / St. Maria Himmelfarht)】
日本名は私が勝手に訳したもので、一般的には何と呼ばれているのか知りません。ガイドブックはもちろん、現地のガイドマップにも取り上げて紹介されているような教会ではないので、特に日本名は無いかもしれません。
ヒルトンホテル目の前、ケルン中央駅前広場の裏側に位置します。
開放時間は終了したのか柵が閉まっている。柵の外から眺めていて、気が付いたら背後におじさんが立っていた。振り返ると話しかけられた。
これまで出会った多くのドイツ人と同じく、ドイツ語が通じないと分かると片言の英語で教会の話をしてくれた。
こちらも戦争で一度焼け落ちたものを再建した教会ということだ。
「君はカトリックなのかい?」
「どこから来たの?」
「え!日本!!」
と、これまた多くのドイツ人と同じく、日本から来てると分かると非常に好意的に接してくれ始める。何故なんだろうね?
「時間ある?ちょっとここで待ってて。」と立ち去り、戻って来た手には鍵がジャラジャラ。柵の鍵を開けて「中も見て行って!」と招き入れられる。どうやら私は戸締まりの途中に入り込んで来てたようだ。
失礼かもしれないが、片言英語での説明は3割程度理解出来たかどうか・・・色々と話しをしてくれたんだけどね。綺麗な教会であるということを誇りに思っているというのだけは感じ取ることが出来た。
照明を消し、扉の鍵を閉めて一緒に外へ出た。
そして外壁に取り付けられているレリーフの説明が始まる・・・だが(笑)
分かるだけの言葉を使ってでも説明してくれる気持ちが嬉しいじゃないか。
駅前広場を抜けて大聖堂前へ出ると、虹が出ていた。
どんより空模様の一日でしたが、ここで少し青空が見え始めた。
先に掲載した写真で青空が写っているのは、全部この時に撮影したものですよ。
つづく・・・
2014.01.04 (Sat) | Comments(0) | トラベル > ドイツ | Edit | ▲