ドイツ自動車博物館巡り 39「インゴルシュタットからケルンへ」
インゴルシュタット【聖母大聖堂 (Liebfrauenmuenster Ingolstadt)】を後に、次に街へ移動の為、バス停留所へ戻ります。
大聖堂周辺の光景。右は旧市街東門にあたる【クロイツ門 (Kreuztor)】
【Franziskanerplatz】とかいう広場の光景。
この広場向かいで11番バスの止まるバス停を発見したので、停留所まで戻らずバスを待つ・・・・が、いつまで経ってもやって来ない・・・?
どれ位待っただろうか、通りかかったお婆さんに「バスは来ない。アッチかアッチのバス停に行きなさい。」と教えられる。と書いてみても、ドイツ語だったので理解出来なかったのだけど、ジェスチャーがそんな感じだった。
旧市街を南北に貫く道。工事を行っていて道が塞がれている。それでバスは外周を走っていたのかと理解する。位置としては旧市街のど真ん中なので、どちらのバス停に向っても距離としては大差なし。時間に余裕があるのならば、街並みを眺めながらドナウ川側バス亭に向かう。何かに興味を引かれてしまうのと、道に迷う心配があったので、素直に道の分かる停留所へ戻る。
後から調べてみると、インゴルシュタットは観光としてより、アウトレットショップでの買い物を目的にやって来る人が多い街らしいです。私には街並みの光景にとても魅力の感じる街でした。
停留所から11番のバスに乗ってインゴルシュタット中央駅(Ingolstadt Hbf)へ戻る。来る時とは違って、お買い物帰りのようなお客さんが沢山乗っている。
帰りも行きと同じくSEVバスでPetershausen駅まで向かい、Sバーンに乗り換えミュンヘン中央駅へ向かうようだ。バスの時間まで少々あるので、駅でビールと軽食を購入。
ここで気が付いたのだけど、ミュンヘンへ戻らずニュルンベルク経由で移動した方が効率良かったのではなかろうかと。でもスーツケースをミュンヘン中央駅に置いてきているので戻らなくてはいけない。
駅にいても暇なので、表で食べようと出て行ったらバスが来ていた。乗り込もうとしたら運転手がドイツ語で何か言い始めた。
「わからんよ?」な表情したら、外にいたDBのスタッフが英語で説明してくれた。
「バスの中で食べるな」らしい。「出発まで少し時間があるからその間に食べたら?」ということで頬張り始める。食べ終わる前に出発時刻がやって来る。「次のバスに乗れば?」と言われたが、そんなこと出来ぬ!!と無理矢理口の中に詰め込み、ビールはOK?のジェスチャーしたら乗せてくれた。
16時02分 インゴルシュタット中央駅出発 (SEVバス)
17時07分 Petershausen駅到着
17時12分 Petershausen駅出発 (S2)
17時47分 ミュンヘン中央駅到着
長距離移動に備え、ビールと摘みを買い込み乗り込む。
車内に漂うチキンの香り。すいませんねえ(笑)
18時28分 ミュンヘン中央駅出発 (ICE590)
JALもANAのようにミュンヘン直行便を飛ばしてくれたら、もっと効率的な旅が出来ていたのになと思いつつ。またいつか、オクトーバーフェストの頃に。
ドイツ人は必ず瓶ビールを飲む。みんな栓抜きを持ち歩いているのかと。途中の駅から乗り込んできて隣りに座った男性がライターを使って簡単に栓を抜いた。「おお!」って言うと笑ってた。
その男性「マンハイムで降りるから起こしてね」と言って睡眠開始。適当に「はいよ」と答えたものの、私も寝た。目が覚めたら男性はいない。隣の席が空いたと思い、荷物をドカッと置いていたら、戻って来た。いたのかよ!と荷物を退けていたら「たばこ吸ってた」だって。
21時29分 マンハイム中央駅到着
乗り換え。ホームに降りると、乗り継ぎ車両が隣のホームに待機していた。
21時36分 マンハイム中央駅出発 (ICE100)
列車移動中はWi-Fiモデムの電波の入りが悪く、スマホもあまり役立たない。暇である。食堂車で酒・酒・酒・・・
明るい時間なら窓からライン川下りとほぼ同じ光景が眺められていたはず。この時間は真っ暗です。
飲んでいたら、先程の男性が現れた。「やあ、君もか」と笑いながら通過していった。
23時05分 ケルン中央駅到着
インゴルシュタット中央駅を出発したのが16時02分だから、ケルンまで7時間かけての移動となった。大分時間の無駄をした感じ。スケジュール組にもう少し時間をかけることが出来たのなら、もっと効率的な動線を引けたのかもしれないが。
さすがに疲れた。
でも、駅から一歩外に出た途端、疲れは吹っ飛んだ。
つづく・・・
2013.12.19 (Thu) | Comments(0) | トラベル > ドイツ | Edit | ▲