香港旅行2014 - 22「北角・春秧街」
旅行4日目:11月3日
怡和午砲(ヌーンデイ・ガン)を見に行き、そのままMTRに乗り込み向かったのは北角(ノースポイント)。
もっとローカルな場所へ行きたいなと、昨晩宿のベッドの中で調べていて興味の湧いた光景を眺めにやって来た。
地下から上がってきて、右を向くとすぐにそれらしき光景が始まった。
馬寶道 ( Marble Road )
歩行者天国のストリートマーケット。こういうマーケットは旺角の女人街や男人街が有名。あちらで売っているのは物も値段も観光客向け。こちらの方は地元の方がお買い物するマーケット。衣類も多いが、食料品なども売られている。
↓
↓まあ本物ではないでしょう。
お値段はかなり安いです。私は帽子を買いましたが、色に迷い、選ぶのが面倒なので全色お買い上げ。それでも日本で買う帽子一個の値段より安かったり。値段交渉しようなんて発想が出て来ないですよ。
旺角のマーケットは観光客をメインに商売しているので、単語程度の英語なら通じますけど、こちらは全く通じません。帽子を買うのに、おばちゃんと暫くおかしなやりとりをしてました。
マーケットでのお買い物が目的でもなく、この光景が眺めたくてやて来たのではない。この通りを突き当たりまで進み、高架道路の下を抜けると目的地。
春秧街 ( Chun Yeung Street )
同じくストリートマーケットですが・・・
市場の間をトラムが走るのです。
昔はトラムの横ギリギリまで市場が張り出していたようですが、現在は大分余裕があります。それでも歩行者天国状態なので、トラムが徐行と停車を繰り返しながらゆっくり走り抜けていく様は面白いものだった。
道路占拠の影響なのか、トラムが来ない。結局一時間以上この場にいて4本通ったかな?その内一本は目の前を車が走っていたので思い通りに撮影できず。
トラムがやって来るのを待ち、突っ立っていたら、おじさんが暫く私の回りをうろついて声を掛けて来た。最初はただの酔っ払いだと思い相手にしていなかったが、必死に話しかけてくる。「日本人だろ?」ってね。観光客など滅多に見かけない場所に日本人がいるので、声を掛けたかったらしい。まあ、言葉は通じなかったんだけど。
香港へ出稼ぎに来ていて、日本企業で働いているそうな。今まで他の国の会社でも働いてきたけど、みんな奴隷のような扱いをする。だけど日本の会社はそういうのがない、と。会社名も言っていましたが、香港で地下鉄工事を行っている日本企業というだけで、分かる人にはわかるのでしょうか。
「ビール飲む?」
「じゃあレモンジュース?」
「ご飯食べた?」
と、何かと私を誘うから、最初は用心してあまり相手にしなかった。日本企業の待遇の話を聞いて、なんで誘ってくるのか理解出来た。
その場には撮影のために待機していたわけだから、結局誘いには乗らなかったけど。
お互い適当な脳内変換の会話をしていたら、次のトラムがやって来た。撮影を開始したらおじさんも真似をして写真を撮っている(笑)
アウディじゃないですか。
↓
おじさんに付き合ったほうが面白かったのだろうけど、観光を優先してしまう私であった。
通りの近くを歩き回ってみる。
↓
↓
↓
↓
通りへ戻る
↓
通りを歩きながら動画撮影
あまりにもトラムが来ないので、予定外に長居してしまった。最後にもう一台トラムが通ったのを撮影した後、夜景撮影へ向けて三脚を取りに宿へ戻る。
つづく・・・
2015.02.22 (Sun) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲