伊仏個人旅行 93「フィレンツェ見納め」
ミラノへ戻るInterCityの発車時刻まで時間が少し残っている。駅前まで歩きATAFバス12番に乗り込み再度【ミケランジェロ広場】へ。昨晩暗くなってから来たので、明るい時の光景も見ておきたかった。
何事も二度目は行動に余裕が出来る。昨晩は広場でバスが必ず停車するのを知らず、下車サインを出すため必死に広場を探していたというのに、今日はイスに座って街並みを観察。
イタリアのバスは無賃乗車しても分からないような気がしてならない。運転手は後ろなんて見てないし、改札があるわけでもない。地元の人達は勝手に乗り込んできて黙って降りて行ってるように見える。チケットにタイムスタンプを押していたのは自分ともう一人の御婆さんだけだった。
手摺に腰掛け街を眺める。
旅はこれが最後。
後はミラノに戻り、明日は出国。
そろそろ列車の時間。駅へ戻ろう。
昨晩は12番で来て13番で帰った。そして今日は12番で来た。全て同じバスルートからの光景しか眺めていない。最後に眺めてないルートを眺めて駅へ戻ろうと12番に乗り込む。
これが長い。どこをどう走っているのか知らないけど、なかなか駅に着かない。予約を入れている列車に乗り遅れるのではないかと焦りが出始める。フィレンツェSMN駅に到着するとバスから飛び出し、猛ダッシュで列車に乗り込みフィレンツェRifredi駅へ移動。
予約を入れていたInterCityの発車時刻が15時40分で、駅に到着したのが15時20分。なんとか間に合ったようだ。ホームの番号を確認するため表へ出たら・・・
45分遅れ・・・・
Rifredi駅周辺には何もなさそう。もう一度SMN駅へ戻ろうかと思ったが留まる。
駅にあるBARへ入って時間潰しをするけど時間が経たないんだなこれが。
待たされて乗り込んだ車両、テーブルに大量の荷物が置かれていて目の前は壁状態。窓の外はもちろん、向かいにどんな人が座っているのかすら見えない。上の棚に上げろよ!とか思ったけど、既に上の棚にもぎょうさん荷物を詰め込んであった。
走行中に車内の照明が頻繁に消える。何回か全て消えて真っ暗になったりした。よくあることなのか、他の乗客達は消えても気にしていない様子。しかし電気が点くと一斉に喜ぶ。
最終的に25分遅れの19時40分にミラノ中央駅へ到着。
少々の時間、撮り鉄に。
フィレンツェへ行く時は時間が無くてゆっくり出来なかった駅舎を見学。
やっぱすごいわ~
ここからはメトロに乗り換えカドルナ駅へ移動。そしてマルペンサ・エクスプレスでブストまで戻るということになっている。
が!
Cadorna駅へ向かうのとは違う路線に乗り込みDuomo駅で下車。。。
つづく・・・
2011.05.22 (Sun) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲