伊仏個人旅行 55「MSM:サント・オベール礼拝堂」
陸から島へと繋がる道のあるのが南側。そちらを表とするのならば、裏へと左回りにガブリエルの塔を抜けるとすぐにひっそり佇む小さな礼拝堂が見えてくる。
【chapelle Saint Aubert / サント・オベール礼拝堂】
カタカナ表記として「サント・オベール」と「サン・トーベール」があるようだ。
西暦708年にオベール司教が大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受け、岩山の上に小さな礼拝堂を建立したのがモン・サン・ミシェル始まり。後の15世紀に、そのオベール司教を祀って建立されたのがこの礼拝堂ということになる。
干潮時は歩いて行けるくらいですが、満潮時は黒くなっている部分まで海面が上昇し、礼拝堂は海で囲まれてしまう。
近くまで行ってみる。階段はツルツルよく滑る。雨のせいじゃないと思う。
左右二箇所に階段があり、、中央で一本の階段となり礼拝堂前へ。
礼拝に来る人もいなければ、管理をしている人もいないのでしょうか。屋根の上に立つオベール司教の像が長年の海風により凄いことになっている。
礼拝堂の扉は開かないので中へ入れない。扉の窓ガラスは曇りまくっていてよく見えない。手でゴシゴシ擦って汚れを落とし写真を撮ってみた。
ズーム!
礼拝堂前から奥を見ると、また一つ小さな建物がある。行ってみよう!
【fontaine Saint Aubert / サント・オベールの噴水】
これが何なのか、わからん。調べまくったが、わからん。
自前の書籍を開いてみても、この泉については名前が書かれているのみで解説は書かれていない。Google先生に質問しても有益な情報へは辿りつけない。何か書いてあるサイトが出てきても、フランス語で書かれているので理解出来ない。
MSMの公式サイト [Le Mont Saint-Michel, la fontaine Saint Aubert,]を自動翻訳サイトを通して読んでみると
「ここから真水が得られていた。北側の岸壁に沿って修道院からこの泉へ階段があり簡単にやって来れた。」
そんな感じの事が書かれているみたいだ。
小屋の中を覗いてみる。
・・・?
ゴミは多少予想していた通り。
約一時間程裏側にいたけど、見学にやって来る人は一人もいなかった。
その理由→「ガイドなしに干潟を歩かないでください。」
修道院のテラスから指差されているのだけは見えていました。
表へ戻ります。
つづく・・・
2011.02.17 (Thu) | Comments(0) | トラベル > フランス | Edit | ▲