伊仏個人旅行 54「モン・サン・ミシェルの裏側探検」
酔っ払いは雨合羽を羽織り島へとフラフラ散歩を始めたのであった。
窓から壁など眺めていてもしょうがないでしょ。
二泊三日の予定なので撮影は後日行う事にして、コンデジのみポケットに入れて。
泊り損ねたRelais Saint-Michelが陸側の端に建っていて、そこを抜けると牧草地になります。
そしてその中を走る堤防堰を歩いて島へ。
雨が降っているので陸側からは白く霞んだ奥に見えるシルエットでしかない。それが近付くにつれて建物としてはっきりと見えてくる。
コンデジ(DMC-TZ7)画質の粗隠しと、雨による寒々しさを消すためにフォトショップ加工!
「モン・サン・ミシェル」でイメージ検索すると沢山出てくる定番アングル。
写真で見る全景というのはどうしても単調だ。でも、実際この場へ行くと、写真と同じ光景なはずなんだけど、何か違うものを感じてしまう。
堤防脇では放牧が行なわれていて、羊ちゃんがたくさん。
あまり人に慣れていないのか、追いかけると逃げる。
今日のディナーはラムにしよう!
陸から島へ、徒歩で約30分程です。つまり、距離にして2kmくらいでしょうか。
今日は上陸する予定なかったけど、眺めながら歩いていたら島まで来てしまった。
完全ではないけど、潮は引いている。干潟を歩いて裏へ行ってみよう。
「ガイドなしに干潟を歩かないでください。」
え?行っちゃうよ。
右回り。砂利が敷き詰められたようになっていて歩きやすい。しかし潮の引きが足らず途中までしか行けない。
戻って左回り。こちら側は軽く粘土質な砂の上を歩く。一歩一歩気をつけて歩かないと、突然ズポッ!とぬかるみに嵌る。靴底の厚い、防水タイプの靴じゃないと大変な事になるだろう。私はトレッキングシューズを履いていたので、外側はギトギトに汚れたけど、中までやられちゃうことはなかった。
【La tour Gabriel / ガブリエルの塔】
西側にある塔。表からだと左端に見えています。
横文字スペルを調べていたら、現在は灯台として使用されていると書かれているサイトがありました。
ここを抜けると裏に干潟が広がっている。
奥へ向かっていると見えてくる
【chapelle Saint Aubert / サント・オベール礼拝堂】
こちらの写真は後日載せます。
裏側からの全景を撮りたくて、干潟を行ける所まで行ってみる。水辺まで行くとズポッ!と、いきなり足を取られるので驚く。
【La Merveille / ラ・メルヴェイユ】
この角度から眺めるには干潟に出て来ないと無理。有名な回廊のある中庭がある場所。
斜めだと全体が入りますが、真後ろからだと24mmでも全景は入らない。潮の引きが少し足らない。
風があるので、ぶれない様に足を踏ん張って撮影しているとジワジワ足が埋もれていくのだ。
続いて島沿岸部にある聖オベール礼拝堂周辺を探検してみよう。
つづく・・・
2011.02.13 (Sun) | Comments(0) | トラベル > フランス | Edit | ▲