イタリア旅行 2015 -61「フィレンツェ:中央市場」
前回は21時過ぎると通りから人の姿が消え、店も一斉に閉まってしまい、途方に暮れた夕食。今回は夜まで開いている食事処の情報を持っていたので気にせず遊びまわる。しかし、21時を過ぎても開いている店が多く、あの時は何だったのだろうと不思議に思えるくらいだ。
目指したのは昨年リニューアルした「メルカート・チェントラーレ/中央市場 (Mercato Centrale)」
名前の通り市場です。
この時間、市は行われていませんけど、二階がフードコートになっていて、夜は日付が変わって0時01分まで営業。色んな料理を扱っていて、夜遅くまで営業しているとの情報でしたので、今回は最初からこちらで食事をするつもりでいた。
門番?がデーン!と突っ立っている。写真を撮っていたら睨まれる。でも話しかけたらフレンドリー。
「そのエスカレーターでfirst floorに行って。」とご案内。ヨーロッパですのでfirst floorが日本で言う二階です。
二階へ上がると吹き抜けのホールになっていて、ノリの良い音楽が流れている。中はFree Wi-Fiが飛んでいます。
中央にBARがあり、外周に色んな料理を扱う店が並んでいる。
肉・魚・野菜・トリュフ・チーズ・ジェラート・お菓子・酒・ワイン・ピッツァ・・・
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ワイン専門のBARもあります。
「フィレンツェならアレが食べたい!」となった時、食べられる店を探すのが面倒な人は、素直にここへ来たほうが早いかも。しかも、それぞれのお店で食べるのではなく、店で購入してホールのテーブルへ持って行き食べるので、色んな物を購入して食べる事もできる。ただ一人だと、購入した物を持って回りテーブルへ行くという事になりちょっと面倒。
二周ほど見て回り、トリュフのリゾットに目をつけた。しかし既にオーダーストップと返される。「プレートならあるよ」と言われたものの、これに20ユーロ・・・・
それにBARでビールを買って25ユーロ
たっかいのおー!と思ったので、この日はこれで終わり。
超絶美味しかった。20も出したんだから当然さ。今後自腹でこんなに美味しいトリュフを食べることは無いでしょう。
次の日の夜もやって来た。
昨日より早い時間にやって来た。
この日はフィレンツェ最後の夜。
ランプレドットを食べてない!と思い出し、調べたらちゃんとありました。
順番待ちをして自分の番が来たところで「先にBARで精算してきて。」と言われる。
よく見たら書いてある。
BARに行くと売ってくれない。ストップなんちゃら言われてオーダーストップと勘違い。時間的に考えて売り切れかなあと。
店に戻り、暫く物欲しそうに眺める。これを食べずにフィレンツェを去るなんて。
客足途絶えたところで残念そうに「オーダーストップと言われた」と言ってみる。笑いながら「休憩入れるだけだから。15分位でまた戻ってくる。トイレくらい行かせてくれよ。」だって。
ああ、そういうことか。
待っている間にピッツァを買いに行く。
でっかい生地を切り分けて
捏ねて広げて具をのせて
釜で焼いて
マルゲリータ 8ユーロ
出来上がり!
日本人男性が働いてましたよ。
ピッツァを持ってBARへ移動。
ビールを購入してランプレドットの店へ。店のカウンター席に座り、ランプレドットの出てくるのを待つ間にピッツァを頬張る。写真を撮りながら「うまい!うまい!」言ってる私を横目で見ながら笑って肉を切る店員のお兄さんであった。
フィレンツェ来たらランプレドットは外せませんねえ。ナポリでピッツァは食べなくても、ランプレドットはMUST!
ビールのおかわりを買いに皿を持って移動する。一人でフードコートは少し大変。
ビール2杯・マルゲリータ・ランプレドット、締めて23ユーロ也
昨日より出費は少なく、お腹一杯になり、満足!
営業時間は00:01までだけど、過ぎても追い出される気配なし。暫く向かいの席にいるお姉さんを眺めてた(写真は載せません)。
気が付いたらこんな状態だったので帰りましょー
GRAZIE!
つづく・・・
2015.10.13 (Tue) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲