北海道旅行 01「福岡~新千歳」
8月22日~25日に、とあるグループ旅行で北海道へ行って来た。
どういうグループかは必要の無い情報なので触れずに行こう。
当初、旅行会社の用意するフリープラン(往復航空券・ホテル・レンタカーのセット)のツアーで行く予定にしていた。申し込むのが遅かったので、ツアー枠の航空券が無くなり予約が取れないということに。そこで、個人手配でなんとかならないかと私のところへ話が来た。
普通に航空券は取れた。それから、それぞれ参加者の行きたい場所を“一応”聞きつつ、私の行きたい所を中心にプランを組む。申し込もうとしていたツアー代金の参加人数合計内で往復航空券・ホテル・レンタカーを確保すれば良いわけだ。一部ホテルのランクを思い切り下げる&大部屋利用とJAL割引で予算内に収める。
これらは全てJALのサイトを通して予約。支払いはまとめて私のJALカードでマイルも独り占め!
マイルを貯めている人がいなかったので、その点についての文句は出なかったけど、その他でプランニング段階から清算まで事あるごとに文句を言う人一名。「おめぇが申し込むの遅くて予約が取れず、俺に手配を頼んで来たんだろが!」とか思いつつ、おかげでマイルを大量に頂けたので我慢。
福岡から北海道へは、新千歳空港への直行便が一日2便。到着が13:40と16:35と、午後到着の便しかない。ANAならば30分程早く到着する。JALマイルを貯めているのだから、航空会社はJAL以外利用する気はない。東京・大阪での乗り継ぎ便であれば、午前中に直接最初の訪問地から入れるのだが、かなり予算オーバーになる。しょうがなく11時30分福岡空港発JAL3513便(上の写真は関係ない。嵐ジェットだったから撮影しただけ)。日本海航路でも富士山は見えるのか、座席はK列を指定。
K列ということは離陸後に阿蘇山も見えるかと期待。当日の天気は雲り。日本列島は殆ど見えなかった。
富士山なら頭だけでも見えないかな?
CAさんにいつ頃見えるか質問してみた。
「曇っているから無理でしょう。」と返答。
暫くして同じCAさんに声をかけられる。わざわざパイロットに確認を取ってくれたようで「やはり曇っているので無理だと。見えるとしたら○○分後頃に。」
何も見えなかった。
A列側の座席からは函館山が見降ろせているとアナウンス。席を離れて見に行くけど、空席が無いから外が見れない。通路の窓から外を見たら羽!何も見る事出来ずに席へ戻る。
自分の席から外を見ていたらテストコースらしきものが見えた。
調べてみるとワーカム北海道 [ www.wa-com.jp ] のテストコース。
しばらくすると北海道らしい光景が眼下に広がる。そういえばフランスも飛行機から見るとこんな感じでしたか。
すごくゆっくり飛んでる様に見えた。
北海道に到着。
荷物の受取を他の人に任せ、私は一人レンタカーの受け取りに。
空港で受け取るのかと思えば、少し離れた場所にあるレンタカーステーションまでバス移動してからの受け取り。ご一行様を携帯電話で呼び寄せようとするが、全員電源を落としたまま・・・
予約段階ではホンダ・ストリームだったのに、案内された先にはトヨタ・ウィッシュ・・・!?ストリームに乗りたくて、日産じゃなくおたくの会社を選んだのだよ?
なんて事言おうものなら、御一行様に何か突っ込まれそうだったので我慢して乗り込む。
レンタカーステーションを出発したのが14時過頃。最初の目的地である函館を目指す。
函館はプランニング段階である一名からかなり反対された。移動だけで一日半潰れると。言われてることは100%理解出来る。自分でも時間的に無駄が多いと思う(笑)でも行くのだ!
個人的に以前、道東巡りをしたことがあるので、行ったこと無い場所に行きたい。世界三大夜景、残る一箇所が函館山。だから函館は必ずどこかに入れたかった。ということで、なるべく無駄の無いよう考え、初日に函館へ。
事前の「北の道ナビ」 [ northern-road.jp ] 調べで、千歳から函館まで約4時間。他の人は知らないけど、自分は夜景だけが目的だから、空に残照があるうちに到着すればそれでよ良し(身勝手過ぎる!)。実際はそこまでかからないだろうと考え、高速を飛ばせばなんとか日没位までに到着出来るだろう。
時間的にギリギリなので、ちんたら走ったり寄り道されては困る。文句を言わず自分がハンドルを握る。途中、有珠山サービスエリアでトイレ休憩。
この辺まで来ると曇り始めて、山が陰っている。
明日寄る場所なんだから眺めるのは程々に再出発。
函館までの直線距離と実際の走行距離にあ差がありすぎだ。地図を見てもらえばわかるけど、湾を回り込むように走らなければいけない。室蘭からトンネル掘るかフェリーを用意してくれ!
ありがたい事にペースの早い車が前に居たのでかなり時間短縮。カーナビの地図が古いようで、途中から道無き道を走り、落部インターから一般道へ。
国道5号を走行中、目の前に山が見え始める。自分を含め、社内にいる全員が「あれが函館山か!」、「雲かかってるぞ。」、「上っても夜景は見えないんじゃないか?」と。カーナビの縮尺を広域にして確認すべきだった。今となっては笑い話。
見え出したので(違うのに)気が緩んだか、港に車を入れて撮影タイム。
『北海道駒ヶ岳』
その後、走行再開暫くして駒ヶ岳とわかり、函館までまだかなり距離があることに気がつく・・・
バックミラーで日没を見届け、空の残照が落ちて行くに従い焦りが出始める。右足に力が入り、気がつけば赤色灯・・・・
青キップ!スピード違反で1,5000円也
暫く追いかけられてたみたい。俺は函館しか見てなかったよ。
急いでた理由を「夜景をトワイライトタイムに・・・」なんて言っても警官は理解してくれないわな。
この時点で既に残照は無くなっていたわけだから、諦めるべきだった。御一行様にも「夜景は暗くなってから眺めるもんだろう~」とか言われる。眺めるだけならそれでいいけどさ。。。
これで完全に諦める事が出来た。
「チェックインして、食事をしてから函館山に行くかね~」と、急にのんびりモードで車を走らせ始めるのであった。
つづく・・・
2011.10.07 (Fri) | Comments(0) | ドライブ > 北海道 | Edit | ▲