イタリア旅行 2015 -13「ヴェネチア:サン・ジョルジョ・マッジョーレ鐘楼」
サルーテ (Salute)からヴァポレットで対岸のサン・マルコ (Vallaresso)へ渡る。
明日の天気予報は雨になっている。すっきりしないものの、晴れ間の見える今日の内に鐘楼からヴェネチアの街を見下ろしておく。サン・マルコ広場の鐘楼にするか、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の鐘楼にするか。あまり深く考えず島へ渡ることにした。
サン・マルコ広場には西側:Vallaressoと、東側:S.Zaccariaの二箇所にヴァポレット乗り場がある。Saluteから渡ってくるとVallaressoで下船する。この時、ヴァポレットの乗り方(路線)をまだよく理解しておらず、東側のバス停を知らない。降りた場所で路線図を確認。西側バス停からサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ線が繋がっているのは2番。カナル・グランデを駅まで戻り、さらに島の外側ジュデッカ運河を走って行くルート。目の前の島へ渡るだけなのに無駄が多い。直通の路線もあるようだが、別会社運行なので、購入したパスでは乗れないようだ。追加出費が嫌だったので、遠回りルートな2番に乗り込んだ。遊覧船感覚で運河からの眺めを楽しみながら移動しますかなと。
簡単に書くと、西側が始点で東側が終点。逆ルートは東側が始点で西側が終点。東側から2番のヴァポレットに乗り込めば、次の停留所が目的地。それを西側から乗り込んだものだから・・・
5分もかからない区間を1時間以上かけての移動となった。
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ (San Giorgio Maggiore)」
名前でピンと来ない人でも、このような構図なら見たことが有るでしょう。
この時、対岸に見えている島のことです。
見えている鐘楼から水の都を眺めてみます。
船を降りると、目の前が「サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂 (Basilica di San Giorgio Maggiore)」
鐘楼を目指して教会へ入る。案内板が貼り付けてありました。
日本語でも書いてますが・・・・?????????
英語を読むに、鐘楼はエレベーターでという意味のようです。ヴェネチアには日本人も住んでいると思いますが、誰もこのおかしな日本語を指摘しないのでしょうか。
受付でチケット(3ユーロ)を購入し、「あの日本語おかしいよ」と指摘してエレベーターへ向かう。
外壁沿いに階段が設置されているが、鐘楼内の吹き抜け部分にエレベーター設置してしまったようだ。
乗り込めばあっという間に展望所。
頭上に金鐘があり、鳴り始めるとうるさい。
到着時、曇り空で眺めはスッキリせず。ただ眺めていた。
遠くからやって来る船。
運河をクルーズ船が通り抜けていく。
「ここを通過するクルーズ船のスクリューが生態系を掻き乱している」と、こちらで漁師をされている方の話。
空模様を眺めていると雲に切れ間は有るようなので、光待ち!で、結局1時間近くこの場所にいた。
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↓上から眺めていて気になったので、教会を出た後に見に行ってみましたが、ビエンナーレによる日本人アーチストの「ガラスの茶室」というアート作品のようです。
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↓ドルソドゥーロの先端、プンタ・デラ・ドガーナ (Punta della Dogana)
↓サン・マルコ広場 (Piazza San Marco)
↓ジュデッカ (Giudecca)の街並み
↓ ジュデッカ運河 (Canale della Giudecca)
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天候のせいで満足度は低いが、美しい眺めだった。
つづく・・・
2015.07.14 (Tue) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲