行くと決めていながら長年旅立つ事は無かったのに、今回旅に出る事を後押しした理由の一つにこのプロジェクトの存在があります。
Projet Mont Saint Michel [ www.projetmontsaintmichel.fr ]
今更ここに説明を書く必要もないかなと思いますが・・・
モン・サン・ミシェルは元々サン・マロ湾に浮かぶ孤島。サン・マロ湾はヨーロッパ最大の干満差が観測される場所。満潮時は孤島であっても、干潮時には干潟が現れ地続きになる。その昔、修道院への巡礼者はそのタイミングを見計らい、干潟を歩いて島へ渡っていたようです。ですが事故も多く、利便性なども考え、その後(いつ?)堤防道が作られました。しかし、この堤防により潮の流れが変わり、その影響で土砂が堆積(資料によると100年で2mの堆積)、昔の様に島が完全に海で囲まれた孤島にはならなくなってきている。
そこで、本来の姿に戻そうと始まったのがこのプロジェクト。工事そのものは2006年から始まったような記憶があります。堤防を撤去して川の流れを改修。川にダムを造り、干潮時に放水することにより、その水流で堆積した土砂を押し流す。堤防撤去後、観光客らは数キロ離れた駐車場(ホテルle Saint-Aubertの裏)から専用のシャトル(サイトには馬車の写真が掲載されている)で移動するか、新たに作られる橋を渡って修道院まで行くことになる。
当初2010年には完了する予定だったが、今の所工期は2015年まで延びる見通しということだ。私が訪れた11月下旬、ダムと駐車場の工事が行われており、堤防撤去や橋の工事は全く始まっていなかった。
このプロジェクトを見に行きたかったのかって?違~う!
[0回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1361/伊仏個人旅行 59「プロジェクト・モン・サン・ミシェル」
2011.02.22 (Tue)
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某量販店で暇潰し。
フルカバータイプのワイドバックミラーが商品入れ替えで30% off!ということで購入してみた。
CARMATE「フルカバーミラー250」
1890円の30% offで1316円でございます。
さっそく取り付けてみましょう。
[1回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1360/バックミラー交換
2011.02.21 (Mon)
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ホテルの話題。
バスルームがね・・・・仕切りカーテンが無いから立ってシャワーを浴びると床が水浸し。しょうがないからバスタブに寝転がって水浴びさ。それでも床は濡れてしまうわけだからね。ホテル側も問題は把握しているのか、タオルが沢山用意されている。最初は「こんなにタオルいらないよ!」と思っていたけど、その理由が理解出来た。
壁が薄すぎでっす。障子一枚隔てた部屋かの如く隣室の会話が丸聞こえ。しかも宿泊しているのは日本人なので、意識しなくても会話が全て理解できてしまう。トイレやバスの音も丸聞こえ。勘弁してくれよ・・・・
ハネムーン客じゃなく中年夫婦でよかった。
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行程12日目となる11月18日。
モン・サン・ミシェル滞在二日目。天気は曇。
部屋の外が騒がしくなり目が覚める。
部屋を出ると日本人ツアー客が出発準備で部屋の前にスーツケース出している所だった。
朝食(別料金 / 7.50eur)は表のレストランでということで、昨晩ディナーを食べたレストランへ行く事にする。
外に出ると微妙な朝焼け中。
ホテル裏は何やら工事中。恐らく、現在モン・サン・ミシェルで進められているプロジェクトにより、ここが駐車場になるのではないかと思う。プロジェクトについては後日触れる。
おっはよぉ~!
昨日の馬の所へ行ったら寄って来た。
人参なんて持ってないぜ。
[0回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1359/伊仏個人旅行 58「MSM:ギャラリー」
2011.02.20 (Sun)
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ホテルの窓からは壁しか見えない。TVをつけてもフランス語じゃあ理解できない。ネット回線も来ておらず、部屋に居ても何もすることが無い。本来なら今日は窓辺でグラスを傾けながら島を眺めるはずだったのに。ゴロゴロ、イライラしながら酒を飲む。
そうだ!ライトアップされたモン・サン・ミシェルを見に行こう。
18時過ぎ、外に出たら既に真っ暗だった。
それまでも寒かったけど、陽が沈むと尚一層冷え込む。
ホテルから15分程歩いた場所で寒さに耐えられなくなり、「もうここでいいや!」と撮影開始。
塔の頂点にあるミカエル像を照らしているライトが雲に当たって乱反射している。
新婚旅行でしょうか、日本人カップルがチラホラ・・・
陸側からコンデジで撮影しては「写らな~い!」と、皆同じリアクション。
いまいち像が小さかったのと、川の水面にライトアップされたMSMが映る場所から撮影したかったので、さらに道を歩く。
[1回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1358/伊仏個人旅行 57「MSM:雨のライトアップ」
2011.02.19 (Sat)
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モン・サン・ミシェル裏側の見学を済ませ、干潟から表へ戻って来たのが16時頃。一度ホテルへ戻ろうかと思ったが島の中へ。干潟でギトギトに汚れた靴と、雨合羽を羽織る自分には微妙な視線が飛んで来る・・・(笑)
【前哨門】、【大通り門】と抜けるとふわふわオムレツで有名な【La Mere Poulard / ラ・メール・プーラール】 [ www.mere-poulard.fr ]
中は、ほぼ日本人で席が埋まっている。そしてほぼ皆オムレツ。
そのオムレツ、美味しくて名物なわけではなく、歴史的な意味合いがあって有名なわけで、値段と味に関する前評判を仕入れた時点で自分には必要ないと判断した。
奥に見える跳上橋の【Porte du Boulevard / 王の門】を抜けると、いわゆるお土産街【Grande Rue / グランド・リュ】。ホテル、レストラン、土産物屋が狭い通り沿いにぎっしりと並んでいます。時間的に人は少なくなっていたが、お買い物をしているのは8~9割が日本人ではないでしょうか。通りを歩いていると店の中から
「領収書ください!」
『お名前は?』
なんて、日本にいるのと何ら変わらない日本語会話が聞こえてくる。日本人店員でもいるのかと中を覗いてみたが、日本人おばちゃんとフランス人店員だった。いかに日本人が多いか、店内の値札や説明が日本語で書かれているくらいです。
私はおみやげを買うつもりが無いので、基本素通りです。お土産は対岸のホテル街にあるスーパーで買うほうが安いという情報を仕入れていたので、値段の調査に1~2軒入っただけ。
[0回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1357/伊仏個人旅行 56「MSM:城壁散歩」
2011.02.18 (Fri)
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陸から島へと繋がる道のあるのが南側。そちらを表とするのならば、裏へと左回りにガブリエルの塔を抜けるとすぐにひっそり佇む小さな礼拝堂が見えてくる。
【chapelle Saint Aubert / サント・オベール礼拝堂】
カタカナ表記として「サント・オベール」と「サン・トーベール」があるようだ。
西暦708年にオベール司教が大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受け、岩山の上に小さな礼拝堂を建立したのがモン・サン・ミシェル始まり。後の15世紀に、そのオベール司教を祀って建立されたのがこの礼拝堂ということになる。
干潮時は歩いて行けるくらいですが、満潮時は黒くなっている部分まで海面が上昇し、礼拝堂は海で囲まれてしまう。
[0回]
http://tomosang.blog.shinobi.jp/Entry/1356/伊仏個人旅行 55「MSM:サント・オベール礼拝堂」
2011.02.17 (Thu)
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