香港カウントダウン 03「ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー by ザハ・ハディド」
滞在二日目:12月30日
重慶大厦(チョンキンマンション)の散歩を終えたら外へ出て近所をふらりと散歩。そして軽く朝食を取り、どこへ行こう?
MTRに乗り紅磡(ホンハム)駅で下車。
【イタリア旅行 2015 -111「香港トランジット」】で見に行き、雨と時間の無さでゆっくり眺められなかった『香港理工大学』へ。
まずは尖沙咀(チムシャーツイ)、いつものコンビニで維他「港式奶茶(ミルクティー)」
温かい日は檸檬茶(レモンティー)を選ぶことが多い。この日の気分はミルクティー。ストローをチューチュー吸いながらチムを散歩。
MTRに乗り紅磡へ移動。
尖沙咀から歩いても大した距離ではない。それ以前に、散歩で付近まで歩いて来ていた。なのに、チムまで引き返して地下鉄に乗るという。戻ってきてから香港理工大学へ行こうと思ったという話だ。
紅磡駅はかなり大きな駅。大陸への列車がこの駅から出ているそうな。
大学への出口が分からず、暫く駅から出たり入ったりを繰り返し、最終的には案内係のにいちゃんに教えてもらった。駅から大学までは通路で繋がっている。
大学へ向かっている途中、立体駐車場を見かけて意味もなく最上階へ。
目的1,自由に出入り出来る高い場所からの眺めはチェックしておかないと気がすまない私である。
目的2,windows写真を撮る
目的3,駐車場ということで、何か面白い車はとまっていないかとウロウロ・・・怪しい奴。
香港島へ渡る香港海底隧道 (Cross Harbour Tunnel)の料金所を見下ろせる。昔、マカオから帰ってきてタクシーでチムへ戻った時、運賃に通行料が上乗せされるのを知らずに揉めたこと【香港・澳門の旅 21「グランドリスボア」】を思い出した。
ミニチュア風エフェクトで撮影。
目的の建物も見えている。
通路を歩いて大学へ入る。
目的の建物が見えると、やはりニンマリしてしまう。
the Hong Kong Polytechnic University "Jocky Club innovation Tower" designed by Zaha Hadid.
香港理工大学「ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」
建築やデザインに興味のない人でも「ザハ・ハディド」という名前くらいは聞いたことあるでしょう。東京オリンピックの新国立競技場問題で暫く騒がれていた記憶があると思います。その当初案をデザインしたイギリスの女性建築家。彼女の作品の一つがこの建物です。
そのザハ氏、1日に心臓発作で亡くなったとの訃報。寝起きのSNSチェックでニュースを見た時は、4月1日だっただけに、また下品なネタを流しよって…と。
In memory of world-renowned architect #ZahaHadid, architect of #JockeyClubInnovationTower https://t.co/2WsQjZEmOQ pic.twitter.com/tpx9BLQMw5
— PolyU (@HongKongPolyU) 2016年4月1日
ぱっと見、傾いているようですが、視覚効果によるもので、建物自体は真っ直ぐ・・・ではないのだけど・・・どのように説明したら良いのやら。実物を目の前に暫く眺めながら考えていましたけど、理解できません。
直線的に高く細長くそそり立つビルだらけの香港の中で、かなり異質な存在で目立ちます。手前や周囲に直線的な建物を入れ込んで撮影すると、その曲線具合が余計に浮かび上がってくる。
見る場所、角度によって、似たデザインの全く違う建物のようにも見えてくる。
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眺めていたら、かなり個性的な男性に声をかけられる。
話をしていて「今度日本にもザハ建築が建つよね」と言うから、「あ、それキャンセルになったよ」と教えてあげたら物凄く驚いていた。
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↓何かの映り込みかと思っていたら、窓ガラスが割れている。
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建物内へ入ってみようと思います。
つづく・・・
2016.04.01 (Fri) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲