櫻井眞一郎氏、環境問題に一言
「車で一番大切なのは、長く使ってもらうこと」
日経エコロジー掲載の記事より。
新車開発時には、その時点で採用できる最高の技術を盛り込みます。ただ、技術革新によっていずれそれを上回る技術が実用化されます。こうした技術進歩と「長く使ってもらうこと」のジレンマを克服するため、日産時代、経営陣にこんな提案をしたことがあります。
「技術進歩が予想できる部分は、販売した後からでもユニット交換などが可能な設計にしておけば、常に最新の技術を提供しつつ、長く乗ってもらえます。技術的にそれは十分に可能です」(掲載ページ)
コスト削減といった考えもあるのでしょうけど、日産車は車種間で色々と流用が可能になってたりするのは、この御一言のおかげなんでしょうか。
好みの問題だが、私はスタイルで32を抜いている車はこの世の中に存在しないと思っている。気になる新車が出ると試乗に行ったりするが、帰りに自分の32に乗り込んで走り出すとやっぱり32だなといつも思う。
性能は新しい車のほうが良いのは解っているし、確かに素晴らしいとは感じる。でも何かが足りない。性能だけじゃない何か。車を”足”と捉えるではなく、”趣味”と捉えてる以上はその何かが欠けていては、車としての価値を見出すことは出来ない。
ボディーそのまま、中身を最新技術へ交換。32に34の技術をユニット交換・・・出来るものならしてみたい。
国は税金上げる等して、新しい車に買い換えさせようとしています。
「車で一番大切なのは、早く新しい車に乗り換えてもらうこと」
といった感じですか。はたしてそれが環境にとって一番良い方法なのだろうか。
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日経エコロジー
S&S ENGINEERING
2005.06.10 (Fri) | Comments(0) | クルマ | Edit | ▲