勘の鈍り
今日、福岡ではここ最近一番の綺麗な夕焼けを見ることが出来ました。
夕方から買い物に出かける時、直感的に空が焼けそうな雰囲気を感じカメラバッグを持って出かける。
買い物を手短に済ませ、外に出てきて空を見上げ「雲の形も良いし、焼けたら綺麗だろうな」と家に帰らず、何かを期待して開けた場所へと向かう。この時点でまだ勘は働いています。
適当な場所を探りつつ車を走らせ、とりあえず撮影した空の写真。
exifデータによると、この写真を撮影したのは19:10頃。
まだまだこれからといった感じだけど、その後特に焼ける事も無くこの20分後くらいに日没。「なんだ・・・」と少しがっかりしながら車に乗り込み、日の沈んだ方角を背に家へと車を走らす。
暫く走行していると目の前の雲が次第に赤く染まり始めた。既に街中に入っていたので建物等が邪魔をして濃く焼けているであろう方角の空はよく見えず。バックミラーで背後を気にしつつ走行していたら、ある場所で建物の隙間から見えた空が真っ赤に染まっていました。一度車を止め、とりあえずシャッターを切るにも自分的に納得のいかない汚い景観。一度はレンズを向けたものの一枚も撮影することなく。ピークは無理だとしても余韻を少しだけでも撮影できればと開けた場所へ、もしくは障害の無い場所へ抜けようと小道に入り車を飛ばす。わかってはいたけど間に合いませんでしたね・・・・・・ショック。そして自分の取った行動の不自然さに気が付く。
空模様の移り変わりを観察して、焼けそうだと感じたら開けた場所へと撮影に出向いていたくらいの自分。普段なら日没後も暫くその場動く事はありません。風景写真を撮っていればその後に焼ける事があるのくらいは知っています。なのに、何故か今日は・・・・
そんなことを忘れていたんでしょうね。仕事のせいもあってか、最近は撮影どころか空を見上げる事すら少なくなってるので。
2008.07.05 (Sat) | Comments(1) | カメラ・写真 | Edit | ▲