サーミスタ交換
エンジン始動直後にエアコンを入れると
・コンプレッサーが頻繁にON/OFFを繰り返す。
・内気循環にしてると、OFFになると同時に解除され外気導入になる。
・何回かSWをON/OFFしていると通常通りに継続して冷気が出てくる。
ACを入れたまま暫く乗っていると継続して冷気が出てくるようになるけど、一度エンジンを切って再始動して入れるとまた同じように効いたり効かなかったり。
この症状、コントロールパネルやコンプレッサーの交換を行ってもなおらず。原因がわからず放置すること数年、「冷媒温度センサー(サーミスタ)が悪さしているのでは」との情報をいただき、交換方法を掲載していたサイト
〔www1.kcn.ne.jp/~harrock/meca/skyliner32/re_sarmista.html〕
まで教えていただいてました。
久しぶりにアクセスしてみると、閉鎖してファイルも削除されてしまっています。Internet Archiveでキャッシュを呼び起こし再度交換方法の予習をして実行に移しました。
日産純正部品としての名称は「インテークセンサー」と書かれているけど、FASTでは「サーミスター」とも表示されている。正式名称は何なんでしょう?
インテークセンサー〔品番:27723-05U10-〕 1260円
以下交換方法です。
■今回交換するセンサーが付いているクーリングユニットはグローブボックスの裏にあります。よって、まずグローブボックスを外します。赤点のネジ2個を外してグローブボックスを開ければ外れます。グローブボックスの中は空にしてから外さないと勢いよく落ちてきます。
■本来のセンサーはこのユニットの裏から差し込まれているようです。さすがにユニットまで外すのは面倒。でも前面から差し込む為の場所が用意されています。形といいネジ穴といい、それ以外の何物でもないと思います。ディーラーでも「穴開けて差し込む」と言われたから、交換する場合はここに差し込むのが正しいのでしょう。
プラスチック枠とスポンジなのでカッターで削れば簡単に穴が飽きます。
■新しいセンサーを差し込みネジで止め、コネクターを新しいのに付け替えます。参考にしたサイトと私のユニットは違うもの(前期と後期?)だったために、どのコネクターかわからず。同じような黄色いやつがあったので適当に付け替えました。形も合ってるし問題ないと思います(笑)
■配線を綺麗に束ねて、グローブボックスを元に戻せば完了。
以下、参考にさせていただいたサイトに掲載されていた情報なんですけど、勿体ないのでウチにも掲載させていただきます。
「サーミスタ」とは
クーリングユニット内の温度を計っているセンサー。
ユニットの冷えすぎを感知するとコンプレッサーに電気が回らないようにするものです。
このサーミスタは途中から「対策品」に変更されています。
当初品品番:27723-05U00
対策品品番:27723-05U10
サーミスタの不調が原因かを調べるのに簡単な方法として、車両側のセンサーへの線を短絡させるとよいそうです。短絡する事によってコンプレッサーが順調に回るようになれば、サーミスタの問題だという事が分かります。
その壊れているサーミスタは「冷やしてください」の信号を送るべき時にも「十分冷えてるのでコンプレッサーは回さないで下さい」という無信号状態だったという事です。
作業時間は撮影をしながら、関係ないところを解体しながら(笑)約1時間でした。DIY慣れしてる人なら30分程で出来る作業だと思います。一度経験すれば10分もあれば出来るようになると思います。
交換後、今のところ症状は改善されたような気がします。
「サーモアンプ」が原因でも同症状が出るという情報もある。
2007.04.30 (Mon) | Comments(4) | my R32 | Edit | ▲