[香港202512]竹の足場
『錦田酬恩建醮』からの流れで竹棚架の話題へ。

今回は街中を歩いている時、やけに竹の足場が目につくような気がした。
それは、いつもならネットに覆われている各現場の足場が、全て剥き出しの状態だったからではなかろうか。
なぜ、あちこちの現場で剥き出しの状態だったのか。
その理由は、11月に新界地区大埔で起きた最悪な火災の影響。

あの火災の際、香港以外のメディアでは「竹の足場が燃え広がった」という、誤解を生みそうな報道が目に付いた。

しかし、実際に火を広げたのは竹そのものではなく、足場を覆っていたネットなどの可燃性物質だった。この事故を受け、他の現場でも基準を満たしていないネットが一斉に外されたため、各地で剥き出しの竹棚架を目にすることになった、というわけ。

当時、香港の人たちが必死に「竹は悪くない!」と事実を伝えようとしていた姿が、今も強く印象に残っている。

YouTubeなどで香港旅行系の投稿を見ていると、そういう事に興味無いような人も「竹の足場」に反応しているのをよく目にします。一方で、香港では一部のマニア(失礼!)以外が反応しているのを見かけることは今まで殆どなかったので、今回の騒動には少し驚き、「香港の文化」と意識していることを改めて知る出来事でもあった。

そういった背景を踏まえての『錦田酬恩建醮』

これまで他の村で行われた十年に一度の行事に比べ注目度が高かったのは、この流れ+ギネス級竹造祭壇の存在が大きく影響しているのではないかと思った。















今はまだ竹の足場が圧倒的に多い香港。
しかし最近は鉄の足場もそれなりに目にするようになってきた。

鉄の足場に置き換わったら、立ち止まり見上げることはなくなるだろう。
2026.02.28 (Sat) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲

