パワーウインドウのアンプ修理
半年程前から助手席側の窓が動かなくなりました。
助手席側だし、走行に支障あるでもないので放置したまま現在に至る。
そろそろ窓を開けて風を受けながら走るのが気持ち良い時期になってきたので修理することにした。
R32という車は沢山の症例報告がネット上に存在するので、動かなくなった時点で「あれか。」と。これが部品交換の必要な故障ならばすぐに修理へ向けて動いたでしょう。部品価格の高騰、製造廃止になり在庫が切れたら入手不可能となる、この2点が問題となります。今回の故障に関しては自分で簡単に修理できるので放置してました。
パワーウインドウが動かない原因は大抵この黒い箱です。
では修理に取り掛かりましょう。
黒い箱が取り付けられている場所は運転席ドア内部なので、まずは内張りを外します。イラストを参考にどうぞ(過去に載せてると思ったので手順を撮影しなかった)。
矢印の黒い箱がパワーウインドウのアンプ
爪を押して引けばステーから箱が外れるのかと頑張ってみたけど取れないのでステーごと外した。
カプラー差し込み側が蓋になっている。
3箇所爪で固定されている。爪の位置は画像を参考にマイナスドライバー突っ込んで(かなり固かった)
見えない場所の部品なので傷を気にせず無理矢理外した。
基盤を出して観察。
症例報告としてよく上がっているのが半田の不良。
特に矢印の箇所が割れているのをよく見かけます。うちのに問題は見当たらず。
とりあえず全部の半田を盛り直してテスト。
動きませんでした。。。
ということで次はスイッチの導通テストを行ってみます。
どの端子にテスターを当てるかを調べるのに整備書を開き、チャート確認していると…もしかして!?
スイッチに触れ途中で動かなくなると困るのでロックかけてるのを忘れてた。解除してテストすると動き始めました。
調べたついでにシステム図を掲載しておきます。
復活です。
ドア内張りを外したついでに・・・
いつからだったか、キーレスでロックは動くのに解除ができなくなった。アンサーバックは反応しているので電気ではなくアクチュエーターだろうと決めつけて部品購入。
届いたのは全く同じ部品だった。
しかし、アクチュエーターは生きていた。配線を入れ替えると動く。
電気が来てないようだ。つまり本体ユニットの問題か(調べてない)。
2021.05.12 (Wed) | Comments(1) | my R32 | Edit | ▲