志賀島でネオワイズ彗星を撮る
Comet C/2020 F3 NEOWISE
通称「ネオワイズ彗星」
7月中旬以降、夕方から宵の北西の空に、肉眼でも見えるとまで。そして23日に大接近。ネットで流れてくる写真を見て観測してみたいと思うが、福岡は連日の雨で空は常に雲で覆われていた。そんな中、梅雨の中休みで晴れた日を狙い撮影してみた。
事前情報で撮影は望遠になるとわかっていた。望遠で何か前景を入れて撮影できる場所は何処があるだろうと連日Google Earthで調査。いくつかの候補から人が多そうなポイントは省き、選んだ場所が以前撮影したココ。
福岡市東区『志賀島』
彗星はかなり低い位置に見えるとの情報だったので、確信はなかったものの、ここなら鳥居を前景に入れられる!?
日没後、空の残照が落ちるとともに見てくるということで、夕日とセットで狙う感じで現地へ向かう。
日没方向から彗星の位置を推測して理想はこの構図かなと待機。
実際のところ、暗くなっても肉眼では見えない。恐らく、天の川が肉眼で見えるような場所、もしくは視力が3.0位あれば見えるのかもしれないが、まあ普通に考えて見えない。それらしき方角にレンズを向けて試し打ち、モニターで確認したら写っているといった感じ。
そして、思っていたより随分高い位置に現れた。普段の広角を使用した星景撮影感覚だと低い位置なのかもしれない。
水平線に近づいたところでもう少し寄せれば鳥居の存在感も増すだろうと待つ。
しかし、雲に覆われ消えてしまった。そうでなくても、漁火に負け見えなくなっていたのではなかろうか。
後日、再挑戦の機会有り。
この日は肉眼でも彗星が薄っすらと確認できていた。
結局、縦構図が無難なのかなと。
この日は雲に覆われること無かったけど、思っていた通り漁火に負け消えていきました。
現状、明るいレンズが無いという制限にも関わらず、それなりに撮れたかなと思う。久しぶりに撮影に集中した楽しい時間だった。
どの様に見えていたのかはタイムラプスでどうぞ
コンデジ(G9X Mark II)の星空モードでの撮影。広角でしか撮れないので小さく映るのがちょっと残念。
2020.07.20 (Mon) | Comments(0) | ドライブ > 福岡 | Edit | ▲