香港カウントダウン 2018 - 30「柴湾へ行く」
未開拓エリアの探検。
MTR港島線に乗り、東の終点「柴灣 (Chai Wan)」へ。
SNSのコミュニティーへ面白そうなビルの写真が投稿されていたのを目にしたのがきっかけ。
現地に到着してみると、ちょっと有名な見覚えのある団地が目の前にあり、ここだったのかと思いつつ見学を開始。
柴灣駅は高架駅でした。タイルの色は深緑。
ホームからもビル群が見渡せていて楽しみです。
工業ビルの立ち並ぶ駅前。
一般的な観光客が来るような場所じゃないよなとか思いつつ、路地をジグザグ曲がり抜けながら、ビルを見上げて目的地方面へ。
香港の人達はズカズカと中へ入り込んで撮影しているのをよく見かけます。私にはまだその勇気はなく。外観を眺めるか、外から覗き込むのが精一杯である。
↓
駅前の工業ビル街を抜けると公屋(団地)エリアに出る。
↓
このタイル模様は香港スカイラインをイメージしているのかいな。
なんだこの長い階段は!
ビル壁に取り付けられた配管パターンを眺めるのが最近楽しい。
工業ビルといえば、壁に数字。
こちらも
4321
そして(日本式)一階の入口にはG
そしてその向かいにある団地が
「興華邨 (Hing Wah Estate)」
工業ビルを眺めるのに丁度よい場所にあります。
これまた面白い造りをしている。手前側は斜面に建てられていて、奥は山の中腹に建てられている。それが、それぞれ別の建物ではなく、一つの建物になっている巨大な団地群だ。
どのように説明したら良いのか。手前の棟14階が奥の棟1階となっている。そして手前の棟から奥の棟へアクセスできるように、14階に連絡通路が設けられていて、外側に飛び出ている部分が通路になっている。通路へは手前の棟にあるエレベーターで上って行けるようになっている。
住人以外も利用可能ということで、乗り込んでみる。
住人の方達に「あんた余所者でしょ?」的な視線を飛ばされ、乗り込むには少し勇気が必要でした。ボタンを見るに、恐らく手前の棟住人が利用するエレベーターとは別に設置されたものだろう。通路と屋上への直通だ。
屋上の前に、まずは通路のある階へ。
エレベーターホールを外側から眺めるとこんな感じで。
変な気を起こしたら簡単に飛び越えられそうな…
これがまた良い具合に周囲のビル群を眺められる場所で。
今夜の夜景撮影はここからだなとか思いつつ眺める。
ビルの間から見えているのは墓地ですな。
通路を抜けて奥の棟へ向かう。
向かいの工業ビルの撮影が目的で上ってきたので、団地見学の前にビルの撮影を行う。
しかし、良いポジションを見つけて撮影を開始しようとした途端、守衛に「NO PHOTO!!」と止められる。「団地でなく、こっちの眺めを撮影したい。」と言ってみたけど「NO!!!!!」しか言われなくて、断念。その後も暫く監視されていて団地の撮影は出来ず。なぜすぐに見つかったのかって、守衛室の真ん前なことに気が付かず撮影をしようとしていたからでした。
こうなったら見てきたことを文章で書くしか無いのだろうか!?
団地の建物真ん中に穴が空いていて、そこに道が通ってるのですぜえ!!撮りたかった。
上の棟まではバスが通っています。そこから更に坂は上へ続いていて、タワーマンションが並んでいる。とりあえず一番上まで行きました。住人の人達は歩いて上り下りしているのかと思うと。
↓
↓
↓
↓
↓
守衛に見つかり夜景撮影は出来そうにない。さらには雨が降り出す。またいつかの機会にと諦め移動する。
移動して撮影したのが【24「鰂魚涌:瑞士樓」】です。
歩道橋には屋根があり、雨が降っていても撮影可能と判断したのです。
つづく・・・
2019.04.14 (Sun) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲