香港カウントダウン 2018 - 14「土瓜湾:美華工業中心ビル」
カラフルな建物を眺めにやって来た土瓜灣 (To Kwa Wan)エリア。
適当に彷徨っている途中、広い道へ出た途端、先方へ見えるビルに心惹かれる。
『美華工業中心 (Merit Industrial Centre) 』
香港映画「英雄本色 (A Better Tomorrow) 」(邦題:男たちの挽歌)のロケ地となったビルらしい。
カラフル建物見学の目的は一瞬で頭から消えた。
見学に向かう。
工業ビルになる。
個人的に凄い存在感を放っているように感じた。
中へ入り込む勇気はないので外観を眺めながら外周を歩くのみ。
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数字が二重になっているのは、外壁をやり直した時、新たにペイントしたものの、下から昔の数字が顔を出しているといった感じか。
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見学していたら、雲が流れ天気良くなってきた。直感的に「これは山へ行くべきだ!」と。その前に宿のチェックインを済ませなくてはいけない。満足に眺め終わっていないものの、続きは次回ということで尖沙咀へ戻る。
後半、帰国まで滞在するのはいつもの美麗都大廈「JAS GUESTHOUSE」
これだけ毎回利用していると、もう写真は撮らない。過去のを使い回しで貼り付ける。
いつもはチャイムを押すとすぐにロックを解除してくれるのに、今日は無反応。何度も押していると中からおばちゃんの声はする。なぜロックを解除してくれないのだ。パスキーを知っているので勝手にロック解除して中へ入る。おばちゃんの姿見当たらず。受付横のソファーに座りSNSチェックしていたら部屋の扉が開いておばちゃんの姿が見えた。何やっての?と覗き込んだら「今日の部屋はここね。」と言いながらシャワールームを拭き上げている。掃除していたのか…と思った。暫くして部屋から出てきたおばちゃんは頭にタオルを巻き、手には洗剤などの入浴キットらしきもの。いわゆる風呂上がりスタイル。
・・・・・?
シャワー浴びてたんか!!
しかも俺の部屋!!
だからといって特に気にしない私。
シングルルーム4泊5日でHK$ 1,277
予約を入れた8月の時点で決済まで済ませていて、カード会社からの請求は当時のレート14.55で18,594円。
毎回書いている通り、この宿の部屋は全てツインとダブルなので、シングルで予約しても気持ち広いです(香港ゲストハウス基準)。
部屋へ荷物を運び込み、山へ行く準備する間にチェックイン作業をしてもらおうとパスポートを渡しに部屋を出る。鏡の前に立ち、化粧水を顔に打ち付けるおばちゃん。なんだか、宿というより実家に帰ってきた感覚がする……。
カウンターにパスポートを置き「置いとくよ!」と部屋に戻る。おばちゃんは化粧水をパチパチ打ち付けながら、横目でカウンターを確認して「いらんよ~」。名前すら聞かれなかった。数ヶ月おきに来てたらこうなるのですかね。
おばちゃんのせいで予定外のタイムロスとなった。
つづく・・・
2019.02.25 (Mon) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲