ラジエーター交換 202674 km
【HCR32ラジエーター製造廃止につき】に書いた通り、アッパータンクかしめ部分からのクーラント漏れによりラジエーターの交換です。
純正ラジエーター製造廃止につき社外品を選択するしか無い状況。であれば、アルミラジエーターを入れてエンジンルームに輝きを!なんて少し思う。純正製廃前の価格が7万円を超えていたことを考えると、アルミが3万円程というのは安く感じてしまうマジック。
よく調べると、私の乗り方だとアルミは駄目です。走行風が当たっているのであればアルミのほうが冷却効率は良い。しかし私は夏にエアコンかけて車中泊したりする。するとラジエーターがエンジンの熱を拾う。なので私には真鍮製が合っている。
ということで選んだのはKOYORAD
ヤフオクで2万円程でした。
今回はポイントが溜まっていたのもあり、送料等を入れても2万円以下で手入れることが出来た。
ついでなので、以前滲みを指摘されていたホースも一緒に交換。
アッパーホース:21501-04U00 1,447円
ロアホース:21503-72L00 2,657円
こちらも純正からシリコンホースに変更を考えた。
調べると、長い目では純正ホースのほうが良いと判断した。
それでは交換作業レポートいってみよう。
用意する工具としては10mmメガネ、モンキー、+ドライバー。
■ロアタンクのドレンコックを開き冷却水を抜く
アンダーカバーの穴からドレンホースが出てきてるのですぐわかる。
前側だけでもアンダーカバーを外しておくと作業は楽かも。場合によっては外さなくても交換作業は可能です。
外したほうがドレンコックはよく見えるし、回しやすい。
外すのではなく緩める程度にしておいたほうが液は真下に落ちてきて飛び散らない。
コックを緩めた後にラジエーターキャップを外せば勢い増して流れ落ちてくる。LLCは垂れ流すのではなく回収して、ガソリンスタンドなどで処分してもらう(←ここ大事!)。異物混入しないように受けてやれば再利用は可能だと思う。
■カップリングファンを外す
見えてるフランジナット4個のみ。スパナではなくメガネを使うように。
シュラウドに当たって少し抜き出しにくかった。
ヒビが入っているのでファンも交換しようかと思ったけど予算の都合見送り。
■電動ファンのセンサーカプラー(緑と橙)を外す
センサーは新品へ移植します。
■リザーバータンクへのホースを外す
■アッパーとロアーのホースを外す
よく報告上がってるのを見ますけど割れてカスが残ってました。
ホース交換のみでこれだとしょげますな。
エンジン側は腐食
↓
■コアサポートのブラケットを外す
■ここまで外せばラジエーター本体はフリーになるので持ち上げる。
下側はサブフレーム(という?)にブッシュで嵌め込んでるだけ。
26年間お疲れ様でした。ゴミとかスポンジが沢山詰まってました。
■取り外したラジエーターから移植部品を外す。
ロア側のブッシュ
電動ファンのセンサー(モンキー使ったのでサイズ不明)
シュラウド(ビス4本)
■新品登場
恒例の新旧比較。全くそのまま同じで何の面白味もない。唯一の違いはNISSANのロゴが入っていないこと。
■外した移植部品の取り付け
■外したついでにお掃除
■交換部品の取り付け
ぶつけてフィンを曲げぬよう注意。
■カップリングファン取り付けでフィンを曲げる気がしたのでダンボールで養生
し、しかし・・・
取り付けでフィンは無事だったが、ダンボールが抜けなくなり、無理矢理引き裂いて抜いていたらフィン曲がる・・・・
直そうと指で押したら余計にひどくなった・・・・・
なんということか。。。
■ホース、ブラケット、センサカプラーの取り付け。
ロアホースはラジエーター入れる前にエンジン側を付けておいたほうが良い。固くて差し込むのが大変なのでスペースの広いうちに取り付けておいたほうが力入れやすい。
■冷却水の補充とエア抜き
アイドリングしながら、減ったら補充を繰り返す。
外した時に出てきたのは3Lくらいかな。
最終的に4Lちょい入った。
漏れてる時に噛んだエアの分もあるだろう。
とりあえず復活。
ですが、違うお漏らしを発見してしまいました。
簡単に止めること出来そうな感じはする。
時間の都合、今回の作業はここまで。
2019.01.14 (Mon) | Comments(0) | my R32 | Edit | ▲