持っててよかった日産カード
昨年10月の【阿蘇山中でエンジンかからなくなる】から【燃料ポンプ交換 200743km】への流れに関して利用した「日産カードスーパーレスキューコール24」の保険処理が全て終わりました。
やっと、です。
当の本人が忘れかけていた頃(GW連休前)に保険会社からハガキが届きました。
申請は利用から二ヶ月以内と期限が決められているので、昨年のうちに書類は送付し終わっていました。その後何の連絡もなく、こちらから問い合わせをすると、利用したディーラーとこのサービスとの連携が上手くいっていなかったようです。年明けに再度書類を用意して申請。それでも4月下旬の処理は遅いのではないか!?
何にしろ「日産カード」を持っていた事により助かったのは事実だ。その辺をまとめてみよう。
「日産カード」
いわゆる日産のクレジットカードです。
予備として年会費無料のサブカードを所持していますが、ポイントを一つに集約させる目的で、私は基本的にメインカードしか使いません。もちろん更にもう一枚なんて必要無い。ということで、一般的なクレジットカードとは少し違う、日産とごく限られた提携店のみで使用できるハウスカードを所有しています。
無料ではありません。
初年度年会費無料。2年目以降1,250円。
整備・部品の購入が5%割引となるので、日産車に乗っていてディーラー整備を利用しているのであれば、そこで年会費以上の割引サービスを受けることが出来ます。32みたいな車ですと、部品購入や、新しい車に比べて整備入庫が多くなるのはしょうがないことで。当初はこの割引が目的で入会しました。
ちなみに、持っているだけで支払いには別のカードを使用しても割引を受けることが出来ます。
ロードサービスというとJAFが有名で、私も昔は加入していましたけど、石油系カードを作った時にロードサービスの付帯サービスがあったので、その時に退会しました。その後、石油系からJALカードへ移りましたけど、このカードがあるのでJAFへは再加入せず。さらには加入している自動車保険の付帯サービスにもロードサービスがあり、お金払ってまでJAFみたいなのに加入するのは馬鹿らしい状態です。
そして今回、初めて「日産カードスーパーレスキューコール24」という日産カードのロードサービスを利用することになりました。正直、この時までどの様な保証サービスなのか、内容は全く把握しておらず…
1,レッカー移動:最高30,000円まで補償
搬送先は最寄りの日産ディーラーまでとの条件があったと思います。
3万円で、距離として何km運べるのでしょう?
阿蘇の大観峰から黒川の日産プリンスまで、約16km運んで24,400円でした。そう考えると、3万円で運べるのは20kmくらい?
ちなみに、最初にエンジン停止したのは阿蘇登山道です。登山道から大観峰までは任意保険の付帯ロードサービスを利用して積載で運びました。そして翌朝、改めて日産ロードサービスで大観峰から最寄りの日産プリンスまで搬送という流れになっています。
2,帰宅サポート
自走不可のために代替手段で移動しなくてはならない場合、その費用を補償してもらえる。
一人最高25,000円が最高8人まで。
撮影機材をフルに積み込んでいたので、それらを持ってバスや電車を乗り継いで帰ることは不可能。そこで、レンタカーを借り、その費用をこのサポートに当てました。
3,宿泊費
自走不可で、自宅から50km以上離れている場合。
一泊のみ。一人最高25,000円が最高8人まで。
深夜の出来事。交通機関は動いてない状況でしたので、宿泊の提案をコールセンターの方から
受けました。「寝る予定はない」ので利用せず。コールセンターの方は私の行動がいまいち理解出来ないようでした。
4,修理完了車両搬送費用
レッカーは救援要請場所から最寄りの日産ディーラーまでの移動となっている。そしてそこで修理をした場合のみ、修理完了後に自宅最寄りの日産ディーラーまで搬送をしてもらえる。
最高100,000円までなのでかなりの距離を運べると思います。
私の場合、熊本の阿蘇から、福岡の宗像まで約156km運んで14,580円でした。車高やエアロの問題も有り、積載トレーラーではなく一台積ユニックでの搬送です。
上記費用はそれぞれ、まず自分の日産カードで支払うことになります。領収書などを全て揃え、後日保険会社に書類送付して費用の請求を行います。そして最後に払った額が銀行へ振り込まれるという流れ。
ポイント狙いで普段使っているクレジットカードで支払うと、領収書があってもそれは補償対象外となるようです。ハウスカードはホテルでの支払いに使えないので、そこのみは他の方法で支払っても請求可能なようです。
そして全ての請求は、最初にコールセンターへ連絡入れてから二ヶ月以内でないと補償されない。
任意保険のロードサービスで大観峰へ移動するので、翌朝改めて日産へ運んで欲しい。そんな私の要望がコールセンターの方は理解できなかったようで、車の状況説明より大変だった。雲海出てるから夜通し撮影するつもり、なんて言っても不思議なリアクションしか返ってこなかった。車の状況説明だって、既に自分で原因を突き止めていたので「ポンプが死んでる」言っても「お車の状況は?」だもんね。
最後に、書かなくても分かると思いますが、車両修理代は補償してもらえません。これが入ってれば言うこと無しだよね!
2018.05.13 (Sun) | Comments(0) | クルマ | Edit | ▲