香港旅行 2017年11月 -09「撮影禁止となる香港団地」
觀塘 (Kwun Tong)『裕民坊 (Yue Man Square)』の見学を終えたら、MTRに乗り石硤尾(Shek Kip Mei)へ移動。
私の中で石硤尾といえば団地のイメージ。
その通り団地の見学に向かいます。
でも写真がほぼ無かったり…
撮影禁止になってしまったようで……
駅を出て、まず向かったのは「大坑西邨 (Tai Hang Sai Estate)」
敷地内へ入り一枚写真を撮った途端、警備員に声を掛けられる。出てくるタイミングが絶妙ではないか!?広東語がわからない私は何を言われたのか理解できない。友人曰く「撮影禁止!」...orz
警備員が去り、撮影はせずに見学だけしながら歩く。その後にまた別の警備員が出てくる。カメラぶら下げてるから軽くロックオンされてる感じ。
内部を見学。お店があるので入っても問題無し。ここで一枚。
その瞬間、これまた絶妙なタイミングで先程の警備員現れる。当然声を掛けられる。住民が警察を読んでトラブルになった例があるので、そうならない様に注意してくれていたようだ。
とても魅力的な造りしていた。団地好きなら撮影できなくても見に行く価値はある。ただ、近いうちに解体される予定。
次の団地へ移動。
外壁を見た瞬間にどこだかわかった。
「南山邨 (Nam Shan Estate)」
先程、注意を受けた影響だろうか、あまり撮影していない。
↓
団地好きな人、写真やってる人、インスタの人、そんな人達の間では有名な団地。もちろん私もチェックリストに入れていた場所。この日も撮影に励む若者が何組かいた。
ここでの撮影は照明が灯ってからが本番かなと。まだ時間がるので夕日を眺めに行くこととした。
香港団地が出てきたところで、タイミング的にこの話題にも触れないわけにはいかないのかなと。
ここ最近、日本では急激に色んな媒体で取り上げられ始めた香港団地の一つ「怪獣大廈」こと「モンスターマンション」。
【鰂魚涌:モンスターマンション】
1月下旬、日本で言うところのマンション管理組合から撮影禁止の告知が出ました。多くの人が撮影に訪れるようになり、マナーだとかプライバシーの問題が出てきたようです。
香港には特に建築物へ興味が無い人までが撮影に集まるような団地が幾つか存在します。建築物に興味があり見に行くと、そこへ集まる若者達が撮影に夢中になっている姿に驚きます。立入禁止エリアではない場所とは言え、外部から集まってくる人達に占拠され、本来の目的としては使えなくなっている場所もあり。今回のモンスターマンションでの撮影禁止は各方面でかなり大きな反響を呼んでいます。もしかしたら、今後他の団地でも撮影に関して規制が入るようになるかもしれない。
つづく・・・
2018.02.08 (Thu) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲