香港カウントダウン 2016-16「団地博物館:美荷樓」
嘉頓山から降りてきて向かうは『美荷樓 (Mei Ho House)』
かつての団地がリノベーションされ、現在はユースホテル(YHA美荷樓青年旅舍)として利用されている。そして、その一部は香港団地の歴史博物館として無料で一般公開されている。
前回は時間の都合パスしていたので今回は見学に立ち寄る。
『美荷樓生活館 (Heritage of Mei Ho House)』 [ www.meihohouse.hk ]
敷地へ入り、左がYHの入口で、右が生活館の入口。
中へ入ると床と壁に写真。遠近感がおかしい。
形の整うポイントがあるはずだと探していたら、スタッフが教えてくれた。「みんな気にせず入って行くけど」だって。そのポイントからの写真はあえて載せない。
1956年の石硤尾 (Shek Kip Mei)。色の付いているのがこの美荷樓。
奥へ入って行く。
展示は石硤尾大火の説明から始まる。団地の建設が始まったきっかけとなる事件ということだ。
パネルや生活用品で当時の様子を伝える展示。
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模型は細かい部分まで再現されていて、眺めていて楽しい。
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扉から一度外へ出て、再度中へ入って階段で二階へ。
また模型だ。
芸が細かい面白さ。
当初はこういう間取りだったようです。
各部屋に台所はなく、廊下にコンロを置いていたようだ。
中央の通路を入ると、左右に当時の部屋が再現されている。通路は当初壁のあった場所になる。
左右のスペースが一戸あたりの部屋だったということになるが、狭い!
二段ベッドというのか、ロフトというのか。。
トイレや水汲み場は共同で各階に一箇所。
トイレには仕切り壁と溝があるだけ。高温多湿な香港でこれは…現代では想像し難い状態だったのではなかろうか。
その後、中央の壁を壊し、二部屋を一部屋に広げたり
キッチンが出来たりと
その後の移り変わりが手前から奥へと順に再現(というか保存)されている。
窓から眺める石硤尾邨
扉を出て一階へ戻ると見学終了。
中庭が有り、囲むようにお店が数軒入っていて食事も出来ます。
瓶入りの維他奶 (vitasoy)を初めて見た。
香港ポスト「生まれ変わった歴史建築・美荷楼」
深水埗の電気街を暫く見て回り、カウントダウンの場所取りへ向かう。
つづく・・・
2017.03.15 (Wed) | Comments(0) | トラベル > 香港・澳門 | Edit | ▲