パリ経由イタリアの旅 61「チンクエ・テッレからシエナへ」
旅程九日目:5月5日
三泊四日のチンクエ・テッレ (Cinque Terre)滞在も終了。今日は次の街へ移動日のようなもの。お気に入りのバールは開いておらず、電車の時間までヴェルナッツァを散歩する。
再訪問の目的
【42「チンクエ・テッレ:マナローラの夜景」】
【44「ポルトヴェーネレ」】
【60「ヴェルナッツァで星と蛍を撮る」】
【『コルニリア (Corniglia)』へ行く】
またしてもやり残しが出来てしまった。三泊四日もすれば十分なはずだったのに。
事前に調べておいた時間に合わせて駅へ向かう。
次の街へ移動。
全路線電車、乗り換え3回、約4時間の移動となる。
まずは「ヴェルナッツァ (Vernazza)」から「ラ・スペツィア (La Spezia Centrale)」へ。
前回ムカついた手荷物預かり所のオヤジはまだ働いているのだろうかと確認へ行こうとした自分がいる。行かなかったけど。
乗り換えに少し時間があるので駅構内のバールにて朝食。小学生くらいの学生団体がいて大混雑。列に並んでいたら女の子に日本語で話しかけられる。いきなり自己紹介されてもどう応えたら良いのか。日本語で返したら通じない。英語に切り替えても通じない。照れながら友達と去って行った。アニメとかで覚えた日本語を使ってみたかったのだろう。
InterCityに乗り換え「ピサ (Pisa Centrale) 」へ。
ピサは3度目です。
スケジュールを組んでいる時、乗り換えに時間に余裕を持たせて【イタリア旅行 2015 -81「ピサ:サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会」 】を観に行こうかなと思ったけど、工事が終了したのか情報が掴めなかったので諦めた。
ピサからはRegionaleに乗り換え「エンポリ (Empoli)」へ。
さらにディーゼル2両編成の列車に乗り換え。
完全にローカル線。ツーリストらしき人は全く乗っておらず。フィレンツェから向かう場合も、この駅での乗り換えになる。だから他にもいておかしくないのに。フィレンツェから行く場合は乗り換えの無い直行バスのほうが便利だからか。
憧れのトスカーナ州「シエナ (Siena)」に到着。
正確な時間の記録が残っていないけど、ヴェルナッツァを9時過ぎ頃出発、シエーナ到着が13時過ぎ。トータル4時間ちょっとかな。乗り換えが多いので長時間の移動という感じはしない。
チケットは事前購入ではなく、当日ラ・スペツィア駅にて購入。
ラ・スペツィア > ピサが 10.5ユーロ (2nd class)
ピサ > シエナが 10.7ユーロ
端の路線に客車が停車(展示?)されていたけど、何だろう。
道を渡った場所からシエーナ駅を撮影。
旧市街は駅から離れている。フィレンツェからバス利用が便利なのも旧市街へ直通だからだ。
駅前からGoogle先生に指定された番号のバスに乗り込む。チケットは駅のタバッキにて購入(1.20ユーロ)。
初めての場所だからGPS掴みながら地図を見て降りる場所の確認。バスは次第に郊外へ。
「あれ?」
間違ってると思い、遠くへ連れて行かれる前に途中下車。バス停で調べる。乗るバスに間違いはなかった。巡回バスの反対向きに乗り込んでいたようだ。そのまま乗っていれば、駅まで戻り旧市街へ向かうから、下車する必要はなかった。
降りたバス停から後続の同じバスに乗り込む。駅へ戻ってきたら旧市街方面へのバス停は地下だった。
わかるか、ばかたれ!
駅から道を渡った地下にバス停はあります。案内もなく不親切。駅から出てきたら右に向かっているバスは郊外へ行きます。
地下のバス停からはツーリストが沢山乗車してくる。今度は間違いないと一安心して地図アプリを閉じる。下車するバス停は知らない。ツーリストが沢山降り始めたので自分も下車。
宿のチェックイン可能時間になっていないので、荷物を預けに「グラムシ広場 (Piazza Antonio Gramsci)」へ行く。
広場にある地下道への階段を下ると、バス会社のオフィスがいくつか入っている。手荷物はそこで預かってくれる。
料金は1日 5.50ユーロ
朝7時から夜7時まで(受付の人に「今日は19時までだから気をつけてね」と念を押されたので、普段はもう少し遅くまで預かってくれるのかも。)日をまたいでは預かってくれないみたい。
通りを歩いて中心となる広場を目指す。
グラムシ広場から歩いて5分くらい?
『カンポ広場 (Piazza del Campo)』
誰が言ったか「世界一美しい広場」
つづく・・・
2016.10.28 (Fri) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲