パリ経由イタリアの旅 46「ポルトヴェーネレ:ドリア城」
港やサン・ピエトロ教会から見上げると、一番高い場所にある石造りの建物がある場所へ向かいます。
教会から坂を登り、岬を見下ろしてみる。
なぜこんなものを、こんな場所に、こんな風に造ったのだろう。イタリアではよくそう思う。でもそれが魅力的な景観を作り出している。
美しすぎて、立ち止まってばかり、全然前へ進まない。
狭い路地の急な階段を登る。
この時間、気温の上昇とヨーロッパの強い日差しにより、少ししんどい。
「ひぇ~!ふぅ~!」とか言いながら登っていたら、近くにいた女性に「あんた若いのにヒィーヒィー言ってんじゃないわよ!」と突っ込まれる。「若く見えるけどアラフォーだじぇ」と返せば、「なぁに~!一番良い年頃じゃないか。ぶつくさぶつくさ・・・・・・・」登り切るまで、ずっと説教されてた。そして訳も分からず一緒に記念撮影。自分のしんどさを、私に話しかけることで誤魔化していたのだろう。
上りきった場所は公園?広場?のようになっている。
ちょっと休憩。
ここから見下ろす岬の光景もまた美しい。
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見上げれば
『ドリア城 (Castello Doria)』
入口を探して歩く。
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建物内へ入るのは有料(5ユーロ)。
何があるのか知らないけど入ってみる。
後から来た人が受付のおばちゃんに「何がある?」と聞いていた。答えは「眺めが良い」それだけだった。
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確かに眺めは良い。
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結構な時間眺めていたように思う。
城跡として見学するには物足りないと感じた。
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チンクエ・テッレを巡るのとは別に、世界遺産に登録されている島々を巡る遊覧船がこのポルトヴェーネレから出ている。それに乗るつもりでいたのに、景色を眺め過ぎて、気が付いたら出発時間を過ぎていた。正確な時間は忘れたけど、この時期は一日二便で14時と16時だったかな!?二便目の時間までこの場所にいたとしてもあっという間だろう。だけどその後のスケジュールに影響する。諦めた。
つづく・・・
2016.10.04 (Tue) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲