パリ経由イタリアの旅 29「ミラノ記念墓地」
旅程五日目:5月1日
滞在しているミラノ北西部のガララーテ(Gallarate)は、昨晩から続く風の強い雨。
友人宅滞在中は二匹の飼猫と一緒に寝る。寝ていると胸や腹の上に乗って来るので少し息苦しいのだが、猫を飼いたくても飼えない私には至福の時間でもある。
今日は特に予定は入っていない。友人は仕事があり付き合えない。猫と絡みながら今日の行動を考える。
このエリアとなるとミラノへ出るのが普通だろうか。雨が降っているので出歩くより何処かの建物へと考える。しかもメーデーのために開いているのかの確認作業付きだ。
友人に最寄り駅まで送ってもらう。
電車移動で下車したのはポルタ・ガリバルディ(Milano Porta Garibaldi)駅
列車がホームへ入る時、車窓から見え気になった塔を見に行く。
雨降っているのでホームの屋根のある端まで行き眺める。
給水塔かなとは思ったものの、何なのだかさっぱりわからない。
調べてみると『レインボータワー (Torre Arcobaleno)』 [ www.torrearcobaleno.it ]
リンク先の説明を読むに、1990年に建てられた駅の給水塔。
ミラノ万博開催に合わせてタイルを貼り直したようだ。
その脇の奥に見えている教会のようなものが気になる。
歩いて行ってみるとそれは
『ミラノ記念墓地 (Cimitero Monumentale di Milano)』
門が開いているので見学に入って行く。
墓地ですがほぼ観光地となっています。
著名人のお墓も沢山あるという。
雨が降っているのでまずは記念廟(Famedio)から見学。
中心に置かれるのはマンゾーニ氏のお墓。
やはり天井を見上げて固まる。
回廊にも沢山の墓碑が設置されている。
墓地というより、彫刻美術館のようなものです。
回廊から墓地を見下ろす。
広くて全部見学していたら時間がかかりそう。
雨の止む気配は無し。
傘を差し墓地へ出て行く。
手前から見学していく。すぐに車がやって来て、おっさんが車内から何か叫んでる。
「門を閉めるから出て行ってくれ」だって。
今入って来たところだぞ!?
追い出された。
適当に写真を撮りながら出口へ向かう。
特にここが見たくてやって来たのではないにしろ、せっかくだから見学したかった。
↓
墓地脇の道から、レインボータワーと奥にポルタ・ヌォーヴァ地区を眺める。
相変わらず雨の止む気配は無し。
目的としていた場所へ向かう。
つづく・・・
2016.08.25 (Thu) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲