パリ経由イタリアの旅 28「アオスタのバルド要塞」
ヴァッレ・ダオスタ (Valle d'Aosta)州アオスタ渓谷の入口に立つ要塞『フォルテ・ディ・バルド (Forte di Bard)』
中世に建てられた要塞。
現在は主に博物館となり公開されている。
エントランスへ向かう。下から見上げると岩山の上の要塞。
赤く見えていたのはエレベーターだった。どうやらこれで上って行くようだ。利用料は無料です。
エレベーターで上へ行くと、バルド村が見下ろせる。
模型で全体を確認。岩山の上に要塞と、その下の谷に小さな集落で構成されている。
エレベーターを降りて通路を歩く。
敷地内にはあちこちに像が展示されている。裸婦からカッパ?まで。
アオスタ渓谷を眺める。良い眺めだ。
意味不明なものが設置されている。「これ何だろうね」と。
これの前に立ち、磨りガラスの向こうに見えている部分の説明が書かれている。
ワインのぶどう畑がどうしたとか、アウトストラーダ(高速道路)が一つの集落を分断したとか。
岩山の下にはトンネルが掘られていて線路が引かれている。
通路の坂道を上って行く。
更に上へエレベーターで。
エレベーターの無い頃は階段を上っていたようだ。
エレベーターを降りると、これまた意味不明な。鶴がポコ○ン狙ってますぞ。
通路を歩いていると岩山そのままの上に建てたのがよくわかる。
そんな通路脇におじさんの像。
ロングコートを羽織る小太りおじさん。どこかで同じものを見たことある気がする。どこだっけ?
雑貨屋なども入っている。
さらに上へ、最後のエレベーターを上る。
頂上部の建物内にはギャラリーが入っていて、その見学は有料。
中庭を抜けて裏側へ。
岩山に挟まれる渓谷の眺め。
下りスロープは大変そうなので引き返す。
↓
一番高い場所から渓谷を見渡す。
バルドの村も見下ろす。
見学終了で車へ戻る。
要塞そのものより、上からの眺めばかりを楽しんだ感じ。建物は中へ入ると歴史をあまり感じない状態にあった。
バルドを出て5分程。隣町ドンナス(Donnas)の集落を抜ける。
窓から見える山の斜面が石積み段々畑の見事なぶどう畑だ。車内から撮影していたら車を止めてくれた。
アオスタのワイン産地として有名らしいです。もう少し近付いて見学したかった。
その隣町ポン=サン=マルタン (Pont-Saint-Martin)から高速に乗り、ミラノ方面へ走る。
高速走行中に奇妙な光景。
トレーラーが後ろ向きに走っている。
なんと!トラクターヘッドを積載トレーラーで運んでた。
いつも思うけど、あちらの積載車は構造がシンプルで、整備がしやすいだろうなあ。
つづく・・・
2016.08.21 (Sun) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲