パリ経由イタリアの旅 24「チェルヴィニアのマーモット」
ガスに覆われたモンテチェルヴィーノ (Monte Cervino)=マッターホルン (Matterhorn)。じっと晴れ間を待っていても寒いだけ。チェルヴィニアの集落を抜けハイキングコースを登って行く。
チェルヴィーノとは反対側の空は時たま晴れ間が出て山が見渡せる。雲はこちら側からチェルヴィーノに向かって流れている。この切れ間が流れていけば山頂が見えるはずだ。雲の動きを追いながら山を登る。
当然、登るにつれ雪の量は増えてくる。
途中で友人が何かに気が付き道を逸れて行く。「モルモット」とか言いながら(最初はそう聞こえた)。
その何かには私も気が付いていた。何かの鳴き声がしていたのです。付いて行き指差した方向を見ると何かが動いている。
ええ!鳴き声の主はこいつですか?。鳥の鳴き声だとばかり思っていたから(そんな鳴き声です)小動物なことに驚き。
↑これは望遠(200mm)で撮ったものを少しトリミングしている。肉眼ではっきりとした姿を捕らえることは出来ない。こんな感じだ↓
友人もiPhoneで撮影してる。上の写真ように点でしか写らない。はっきり撮影したい2人は少しづつ距離を縮めて行く。
ちなみに「モルモット」では無く「マルモッタ (Marmotta)」らしい。初めて見聞きする。アルプスマーモットのようだ。
仲間に危険を知らせる時に鳴くらしい。何の危険を感じていたのか全くもって不明な状況。私達に気が付いて鳴き始めたのなら分かるけど、お互い姿の見えぬ離れた所にいた時から鳴いていた。
人様を警戒するようで、撮影している私達に気が付いたら隠れてしまった。
トレッキングコースへ戻る。
といっても雪で道など見えない。誰かの歩いた跡を頼りに登って行く。
↓中腹の小屋前からの眺め。
↓チェルヴィニア集落
↓
↓小屋ではなく礼拝所だった。
↓
↓扉は鍵かかっているので窓越しに中を覗く
↓
↓ここでの積雪量はベンチの背もたれが少し見えるくらい。
ここで暫く雲の流れを待つ。
つづく・・・
2016.08.13 (Sat) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲