イタリア旅行 2015 -99「チンクエ・テッレ:ドリア城」
朝のお散歩で目に入ってきた岬の頂上に建つ塔へ行ってみます。
マルコーニ広場から案内の看板が出ているので追っていけばよいだけ。
これはその時に撮影したものではないと思うけど、似た様な感じの狭くて急な階段を上って行く。
あちこちに猫がいるよ。
どうやら有料エリアのようだ。料金は忘れたけど、検索してみると1.5ユーロと書いてる人が多いから1.5なんだろう。
『ドリア城 (Castello Doria)』
15世紀の要塞跡のようです。
この塔の上から見張っていたのでしょう。
では上ってみよう。
人一人分の狭い螺旋階段。上と下で声を掛け合って順番に上り降りです。
360度の眺め!
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スマホでパノラマ写真も撮影したけど、画質が良くないので一眼での分割写真を掲載しておく。
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晴れてると昨日とは美しさがぜんぜん違う。
かなり長時間眺めていたような気がするけど、このペースだとヴェルナッツァだけで時間が無くなってしまう。引き返して荷物をまとめてチェックアウト。ひとまずスーツケースはヴェルナッツァ駅の手荷物預かりに預ける。そのまま次の村へ。
ヴェルナッツァの駅前には数年前に起きた水害の様子がパネル展示されている。海側からの高潮による水害だとばかり思っていたけど、山側からの土石流災害だった。マルコーニ広場が綺麗なのは、そこからの復興整備によるものだろう。
ヴェルナッツァにしろ、マナローラにしろ、リオマッジョーレにしろ、地形を見るに元々水脈があって、それを中心に開拓されたのではないかと。昼間は観光客が多くて水の流れる音なんて全く聞こえない。観光客が去り静かになった夜のマナローラを歩いていたら、どこかから水の流れる音が聞こえてくる。探してみるとやはり山の上からの水脈が道の下に入って行ってた。メイン通りは元々川だったのを、蓋をして道にしてしまったのではないかなと。
荷物を取りに戻ってきて次の電車まで1時間。夜景を眺めたポイントからもう一度、とトレッキングコースへ入って行く。ここでまとめて載せてしまう。
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最後に綺麗な絵が撮れて満足だ。
次の宿のチェックイン時間と移動時間を考慮したギリギリまででチンクエ・テッレを去る。
結局コルニリアには立入る時間が無かった。モンテロッソ・アル・マーレも軽くしか見学していない。蛍の撮影だって適当すぎる。これはいつかもう一度来なくてはいけないと思いながら電車へ乗り込む。
つづく・・・
2016.01.11 (Mon) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲