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プロフィール

HN:
tomosang (トモさん)
HP:
性別:
男性
職業:
放浪写真家
趣味:
思いつきの放浪
自己紹介:
R32 スカイラインとハードロック、そして阿蘇が大好きです。暇な時は阿蘇に居ます。そのうち移住します(!?)
福津市が発行した切手のタイトル写真撮影したの、私でしゅ!JR福間駅自由通路にも写真が沢山展示中。
誤字・脱字が多いけど、気にせんといてやぁ~。たまに奇妙な日本語使ってる時あるけど、なんとなく理解してくれ(笑)

使用カメラ
Digi: LUMIX DMC-LX1
Digi SLR: EOS 5D
Film SLR: EOS 55

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イタリア旅行 2015 -91「チンクエ・テッレ:ヴェルナッツァの夜景」

宿へのチェックインと、ラ・スペツィア駅の手荷物受け取りとで約3時間のタイムロス。ヴェルナッツァへ戻ってきたのは19時頃で、陽はかなり傾いている。宿に荷物を置いて、夜景撮影へ向けて部屋を飛び出す。撮りたい光景が撮れる場所は山の中、トレッキングコースの途中にある、はず。

ヴェルナッツァからモンテロッソ・アル・マーレへと繋がるトレッキングコースに入って行く。この時間ともなると門番はおらず出入り自由だ。
5分程駆け上がった所で最初の展望ポイント。よく見かける構図はこの場所から撮られたものであろう。ただ、手前に入り込む草木が邪魔に感じる。恐らく多くの人が同じことを感じているのだろう。柵を超えギリギリまで外に出て眺めた形跡がある。
Vernazza, Cinque Terre at Night
フリッカーでもっと見通しよく撮影された写真を見たことがある。他にも撮影ポイントがあるはずだと、さらに奥まで入って行く。


トレッキングコースは狭いがきちんと整備された山道だ。
Vernazza, Cinque Terre at Night
奥へ行くに従い、段々と傾斜のきつい道になってくる。日が沈む前にポイントを探そうと必死だ。ある程度登り切った所でもう一つの眺望ポイント。
Vernazza, Cinque Terre at Night
最初の場所より見通しが悪い。地図を確認して、これ以上先に見える場所は無いだろうと判断した。つまり、私が見た写真は道沿いから撮られたものではないということ。となれば斜面に造られた畑の中であろう。
コースから畑の中へ入って行く道が何本かあった。だがどこへ入っていけば良い。もう時間の余裕が無い。地図と勘を頼りに道ではなく藪に突っ込んで行く。放置された畑なのか背丈まである草がボウボウで。失敗したか!?なんて思う間もなくとにかく突き進み、草が刈り込まれた畑に出た。この時は必死で気が付かなかったけど、翌朝シャワー浴びる時に両腕が擦り傷だらけになっているのに気が付いた。

汗だくで、息は切れて、目眩も感じ始めていた。体力的、時間的に限界かなと感じ、妥協して三脚をセット。フレームのすぐ外側には木や電線がある。理想を言えば、もう少し引きでリグリア海を入れて撮りたかった。
Vernazza, Cinque Terre at Night
目眩が落ち着いて来た所でゆっくりと眺める。
Vernazza, Cinque Terre at Night
誰かが撮影した写真に惹き寄せられてやって来たチンクエ・テッレ。この光景が目の前に有り、自分の目で眺めている。我ながら何とも感動的な出来事だ。
Vernazza, Cinque Terre at Night

Vernazza, Cinque Terre at Night

Vernazza, Cinque Terre at Night
異国の山中ということで、暗くなる前に下山する。

機材を片付けながら、ふと周囲を見回して見ると・・・
Vernazza, Cinque Terre at Night
ヒメボタルの乱舞に囲まれていた。何が凄いかって、一部分ではなく斜面全体に分布して、一斉に同期して点滅している。これは夢なのか?と真剣に思ってしまうくらいの光景。集落ばかりに注目していたので、その光景には全く気が付かなかった。じっくり撮影したい気もあったが、こんな小さな村、レストランが閉まったら食べ物が手に入らなくなる。下山を優先した。

薮を突き抜けて来たのでどうやって戻りますかな、と。地図とGPSを頼りにトレッキングコースのあろう方へ突き進む。茂みを抜けると道へ出たが、畑との境界にフェンスが張られていて、どうやって道へ出ようかなと。畑側にある木の枝がフェンスを超えて道側に伸びていたので、木によじ登り・・・何やってんだ俺は。

道を下る。ここでもヒメボタルが飛んでいる。このまま下るのは勿体ないけど食事もしなくては。葛藤である。
Vernazza, Cinque Terre at Night
結局降りてきた。
途中で夜景撮影している人がいたから「上行くとホタルが沢山いるよ!」と教えてあげたが、全く興味が無さそうだった。

広場にあるレストランで海鮮料理を食す。なぜか写真がない。くたびれていたのであろう。
Vernazza, Cinque Terre at Night
食後、蛍の撮影にもう一度コースへ・・・なんて発想も出てこず、大人しく宿へ。くたびれていたのだろう。
Vernazza, Cinque Terre at Night
色々と濃い経験をした一日だったように思う。
つづく・・・

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2015.12.28 (Mon) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit |

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