ネット流通の安いリビルトオルタネーター
【オルタネータ交換をどうするか】から、色々と調べた結果、「ネットで部品メーカー(三菱)リビルト品を購入して自分で交換。」とした。
まず、バッテリーが完全に弱ってしまい、エンジンはかろうじてかかるものの、電圧不足によりアイドリングは乱れ、パワステも効かない。ということで、ディーラーまで持って行くことは不可能という状態にまでなってしまったので「自分で交換」ということに。
この時点でディーラーへは車検入庫の延期を連絡。
オルタネーター本体をどこから入手するか。
ネットで安いリビルト品が流通しているらしいということで調べてみる。確かに、2万円を切る値を付けて売られている。ここで疑問が出てくる。オーバーホールするにあたって、一般的に交換する部品(ブラシ、ベアリング、レギュレーター)を純正部品で交換するとなると、部品代だけで約2万円になる(ディーラーでその部品価格を調べてもらい、正確な部品代まで教えてもらっていたのだけど、覚えてないので詳細に明記できないが)。
では、なぜそれ以下の値を付けて販売できるのか。
「互換品を使っているか、交換していないかのどちらか」であろう。
気になることを放置できぬので、いくつかの業者へ質問をしてみた。
ブラシとベアリングは交換してあるけど、ICレギュレーターは点検のみで未交換。1万円台で販売している業者は全てこれ。部品代の殆んどがICレギュレーターだから、ブラシとベアリングだけの交換ならば、作業工賃を加えても安く流せるのは納得。
中には検査で不良品と判明した場合のみレギュレーター交換してると回答してきた業者も。交換品に当たれば儲けと考えてしまうが、普通に考えてそこまでしたものを商売として同じ価格で流すだろうか。
さらに、とある業者さんからの回答には、部品交換してあっても純正使っている時と社外使っている時があるとも書かれていた。
業者さん曰く「個体差があるのでなんとも言えないが、月に2~5台位販売で今の所クレーム無し。保証期間で乗り換え、もしくは再交換でもOKならばリビルトメーカー品。決して悪いものではない。安心して長く乗るなら三菱。信頼性は抜群で、中身はほぼ新品。」
ネット販売の安いオルタネーターはただのリビルトであって、一般的に考えるオーバーホールではないということを頭に入れておかなくてはいけない。純正メーカーが行っているのがリビルトという名のオーバーホールであろう。製品写真を見る限り、外観は研磨やメッキを施しているので違いは感じないが、大事なのは中身だ。
ということで三菱リビルト品の購入に決めた。
1, 2年で32を降りる気なんて全くありません。長い目で見て無駄の無い方を選択。
ディーラー通しての価格が37,000円
やりとりしたとある電装業者さんの価格が34,000円
大元が同じ場所からの取り寄せと考えると、ディーラーはこういう所にも利益被せているようです。
業者さんからの送料を入れるとディーラーとは大差なくなるが、多少は安いのと質問に色々と答えてくれたということもあり、電装屋さんからの購入に決めた。
コア返却にかかる送料は業者さん持ちということになっているので、最終的に出費は送料入れて35,080円。
届いたリビルトオルタネーター
どこをどう見ても新品に見えます。
交換作業に入ります。→【オルタネーター交換】
2014.06.27 (Fri) | Comments(0) | my R32 | Edit | ▲