伊仏個人旅行 65「MSM:地下礼拝堂」
モン・サン・ミシェル修道院見学の続き。
貴賓室入口
見学しているのは自分一人だし、石の部屋というものは寒々しいものである。陽も随分傾いているので中はかなり暗い。貴賓室を抜けて隣の部屋へ。
左:【crypte des Gros Piliers / 巨大柱の地下室】
この真上が教会の内陣になる。その重量を支えるために柱が太くなっている。部屋と言うより柱だらけの空間で、その隙間を歩くような感じ。人が入っていれば写真でもその大きさが伝わるのでしょうが、残念ながら見学しているのは私一人。
右:【chapelle Saint Martin / サン・マルタン礼拝所】
この真上が教会の袖廊にあたる。
左:通路を抜けると荷揚げ室(?)
直径3000mm位の滑車があります。長い歴史の中で修道院が牢獄として使用されていた事があり、その頃外部から荷物を運びこむのに使用されていた。収監されている囚人が中に入り、滑車を回して荷揚げを行っていた。
右:荷揚げ用の窓から下に向かって鎖が垂れている。ここからの眺めも良い。
滑車のある部屋を抜ける。
左:【chapelle Saint Etienne / サンテティエンヌ礼拝所】
修道士の霊安室となる部屋。壁にある像はピエタ。
右:【Salle des Chevaliers / 騎士の間】
ラ・メルヴェイユ側に入ってきてます。この前に一部屋ありますが撮影は飛んでます。位置的に回廊の真下。
この部屋を抜け、狭い螺旋階段を下ると見学順路は終了で、お土産売り場になっています。
売り場から奥へ行くと貯蔵庫後で、ラ・メルヴェイユ北壁側の外に出られるはずなんだけど・・・?出られなかった。時間が遅かったからだろうか。入口から出ました。
見学を終えて外に出てくると潮が満ち始めていた。
見学を終えて、これから行く人にアドバイスするなら
「オーディオガイドはケチらずに借りましょう!」
内部は迷路の様になっているので、次第に自分がどこを見学しているのかが分からなくなってきます。
見学を終えたら日没間近。
ライトアップの撮影スタンバイの為、歩いて島を離れる。
つづく・・・
2011.02.28 (Mon) | Comments(0) | トラベル > フランス | Edit | ▲