伊仏個人旅行 64「MSM:ラ・メルヴェイユ」
教会の北側に増築された部分を【La Merveille / ラ・メルヴェイユ】という。“驚異”という意味らしい。
教会から一度出て、階段(工事中で通れず)の脇を抜けて行くと、有名な【Cloitre / 回廊】へと出る。
陽が傾いているので、画像はかなりレベル調整してある。
中庭を囲む様に四方廊下があり、二重に並ぶ列柱が美しい。
ちなみに、場所は屋上である。
モン・サン・ミシェル修道院の見学順路は、最上階にある教会から一段ずつ下りながら回って行く様になっているのだ。
西側にはサン・マロ湾を望む大きな窓があり、素晴らしい眺めだ。二つ前のエントリー「MSM:モン・サン・ミシェル修道院」に載せている、最上階の窓から団体客が見えている場所のこと。
こちらも屋根のみ木造。
柱の間に施されている彫刻は全て違うデザイン。中には欠けているものもある。
猫のマーキング臭がかなりしていたけど、猫の姿は見当たらず。
見学順路は回廊を抜けて隣の食堂へ。修道士達が食事を行った場所だ。
左:食堂から回廊を望む。
右:修道士達はこの壁に向かって座り、司教の説教を聞きながら黙々と食事をしたようだ。こちらも屋根のみ木造。
食堂を抜けると下の階への階段と通路。
ラ・メルヴェイユは大まかに3層(階)になっていて、食堂から下の階へ向かう途中の中二階部分の壁にミカエル様とオベール司教の彫刻像。
更に一段下ると二階の貴賓室に出る。場所は修道士の食堂真下に当たる。
ゴシック様式の柱から天井へと繋がるラインが美しい!
つづく・・・
2011.02.27 (Sun) | Comments(0) | トラベル > フランス | Edit | ▲