伊仏個人旅行 13「アルファロメオ博物館」
ウォッカで心地良くなったところでアルファロメオに向け出発。
ミラノの北西に位置するアレーゼという町にあります。
まずは給油です。イタリアはセルフ方式。
レギュラーがリッター1.361ユーロ(約150円)。ガソリンは日本よりかなり高いイメージありますが、日本での価格上昇と最近の為替事情により、驚く程の高さを感じません。
Busto Arsizioからアウトストラーダ(高速道路)を利用して約30分で到着。
Gianさんも来るのは初めてということです。
普通ならゲートなどの写真も撮って掲載するのですが・・・
撮ってもしょうがないというかなんというか・・・
二人で「本当にここ?」と疑ったくらい、看板も何もないゲートでして。
ゲートにいた守衛に確認を取ったら、間違いはなかったので、脇の駐車場に車を止め降りて行く。
ゲートではドキュメント(パスポート等の身分証明書)の提出を求められます。それと引き換えにパスカードを受け取り中に入って行きます。
ゲートを通過した後も本当にここが工場なのかと疑いたくなるような場所で・・・
200メートル程奥まで歩いて行くと建物が見えてきて、右側のビルがオフィスで、左側の別館が博物館になっている。
【Museo Alfa Romeo / アルファロメオ博物館】 [www.alfaromeo.it]
中に入ると、だーーーれもいない。
入口横には受付デスクみたいなのはあるが、誰もいない。見事な放置っぷり。勝手に見学させてもらいます。
以前日産と提携していたことがあると初めて知りました。
Alfa Romeo e Nissan Autoveicoli
略してAR.N.A. (アルナ)
詳しくはWikipediaにてどうぞ。
初期エンブレム
最近のエンブレム
博物館の建物は地上2階・地下3階。展示台数も多く、全てを載せるのは大変なので一部をFlickrにアップしています。興味のある方はどうぞ。
[tomosang R32m/Museo Alfa Romeo]
コンデジで撮影しているものが多いので画質は良くありません。
しばらく貸し切り状態で見学をしていたのですが、途中からどこの国の人かは知りませんが元気な集団がやって来た。実にやりたい放題で・・・・
触る・ドアを開ける・乗り込む・・・・・
最初は一緒に来ていた大人が注意してましたけど、何を注意されているのか全く理解出来ないようで。“何が問題なんだ?”といった表情でやりたい放題。しまいには注意している大人の人が自分の方を見て「こりゃだめだ」と困り顔。監視カメラがあるのに係員が誰も出て来ないから、乗車OKなのか、単にモニターを見てないだけか。全員一眼カメラで撮影していたし、中には業務用DVカメラで撮ってる小僧もいた。でもワシのカメラに着いてる太いレンズは羨ましそうに眺めてた(笑)こいつらいったい何者だったのだろう。
集団が帰った後、バタバタ出てきた係員(いたのかよ!)。見に行くと考え込んでる様子。
真剣な協議をしておった。立ち去った後確認してみると・・・
凹んでるやん。奴らの仕業かどうかまではわかりませんよ。
クローズ時間ギリギリまで見学をして外に出ようとして気が付いた。撮影禁止?
ゲートの守衛は撮影して良いと言っていたらしい。仮に禁止で撮影していても、誰も注意しに来ないでしょう。
帰り際、一応看板が建っていることに気がついた。
見学ツアーなんてないし、個人でも旅行者だとアクセスが少し大変みたいだし、連れて行ってもらえて良かった。「持つべきものは友」ですね。
つづく・・・
2010.12.09 (Thu) | Comments(0) | トラベル > イタリア | Edit | ▲